昼間はそこそこ暖かくても、日の落ちる4時半くらいになると
とたんにグッと冷え込んで来て、秋の深さを感じます。
秋といえば、ほこほこの石焼いも。
夕方スーパーの中で、石焼いもをその場で焼きながら売っていました。
湯気の上がるかまどの向こうでは、若いお兄さんが
慣れない手付きでおいもを出し入れしています。
大きなおいもが1本150円というお安さ。
きっと焼くのは、お店のサービスで
生のおいもと、買価はあまり変わらないのでしょうね。
うちにもさつまいものストックはあったのですが
安さとおいしそうな匂いに釣られて、買ってきました。
きれいな黄色で、とっても滑らかな舌触りの甘いおいもでしたよ。
石焼いもが、なぜおいしいかと言うと
さつまいもに含まれる、βーアミラーゼという酵素は
60℃以下という調理条件で、澱粉を麦芽糖に変えるそうです。
石を敷くことで温度を抑え、麦芽糖が引き出されるということらしいです。
うちで蒸かすより、何倍もおいしいのはそういうことだったんですね。