先日の 旅行中のはなし・・
高速道のIC横の ビジネスホテルに 夕方 到着
夫は疲れた様子
「 じゃあ ほか弁買ってくるわ 」と 私は車で出かけました
お弁当を買って ホテルに向かって帰るだけ
「 高速道路が見えたら その手前左にあるのだから 間違えるはずがない 」と 簡単に考えていました
ところが その入り口を入り損ねてしまったのですよね
夜7時頃 とっぷり日が暮れて 辺りは真っ暗でした
「 いけない! 」と 通り過ぎ ほんの数メートル先の細道を左折しました
ホテルの脇の細道に繋がる道と 思ったのです
ところが・・・
それは 高速道路ゲートへの袋小路
もう・・ 逆走したかった
あ~ バカやっちゃった~
とにかく 冷静にならなくちゃと 煌々と輝く広いゲートを前に 車を脇にとめました
そして ナビをONにしました
いつもは 軽~く見下げていたナビが 唯一の頼りです
ホテルを入力すると 高速に乗って 次のICで降り Uターン およそ36kmの道のり
覚悟しました
高速に乗り入れ しばらくは まだ動揺はげしく 60キロでノロノロ運転のアヤシイ車になってます
ビュンビュン追い越していく車を横目に 冷静になっていきました
「 失敗を引きずったら 次の失敗をする! 」
「 過去は忘れて 今は 前だけを見て 問題解決! 」
そうなのです
次の出口の表示を見落とさない事
それに 別の高速に乗り入れる分岐点も2ヶ所あります
そこで 他の高速に乗ったら とんでもない方に連れて行かれてしまいます
一般道に降りてから 再度 高速に乗り入れも 慎重を要します
グズグズ言っている場合ではない
こうして 30分余が経ち
ナビの声が 車内に流れました
目的地に到着しました
案内を終了します
私は車をとめ ホッと力を抜き ハンドルから手を離しました
知らない土地での 心細い夜のドライブに力を貸してくれたのは ナビ
本当に ありがとう
それからというもの ナビは 私の信頼する友になりました