コウヤボウキ(上) と オケラ(下2枚)
どちらも キク科 この時期に花が咲きます
比べると 違いが分かるのですが
よく 似ているでしょう?
高野山では 枝を束ねて 箒として使われていたことから
コウヤボウキと呼ばれるようになりました
一方 オケラは 古名を「ウケラ」といい
根茎の部分が 生薬 健胃剤として使われていました
お正月にいただく お屠蘇(とそ)に入れる薬草には このオケラも含まれています
一年間の邪気を払い長寿を願うという 風習です
京都の八坂神社で 元旦に行われる 「 をけら詣り 」も
同じように 無病息災を神に祈るもの
身近な植物だったのですね