ダンスは習っているけれどキューバ自体にはあまり興味もなかったのでこれまで本を読んだり映画を見に行ったりしてこともなかったけれど追加上映になったので見に行った。あまりに勉強不足なので恥ずかしいけれどインパクトが大きかったので感じたことを簡単に。
舞台は61年ビッグス湾事件から62年のミサイル危機のハバナ。主人公のセルヒオは「低開発」というキーワードでいろいろ批判するけど何もしないで女ばかり追いかけてるいやなタイプだ。
でもドキュメンタリー部分、マイアミへ脱出した人々や当時のハバナの様子など、はよかった。革命からもうすぐ50年、その間社会主義体制は崩壊し「世界システム」(経済のグローバル化)はますます強くなっている。ポストカストロのキューバどうなっていくのだろう。
またこの映画のテーマの1つになっているのが意識レベルのsubdesarrollo。これはラテンアメリカ諸国だけでなく明治以来の「前近代的な日本を欧米化したい」「バナナは外側は黄色だけど中身は白い」(「バナナと日本人」鶴見良行)という問題にも通じるように思われ(おおざっぱ過ぎ!?)、そういうメンタリティーだから今でも「英語をしゃべろう」(どういう人が何のために!?)というわけのわからない理由からNOVAのような英会話学校が存在するんだよねえ(そろそろ終わりそうだけど)なんてことをこの映画を見て思った。
舞台は61年ビッグス湾事件から62年のミサイル危機のハバナ。主人公のセルヒオは「低開発」というキーワードでいろいろ批判するけど何もしないで女ばかり追いかけてるいやなタイプだ。
でもドキュメンタリー部分、マイアミへ脱出した人々や当時のハバナの様子など、はよかった。革命からもうすぐ50年、その間社会主義体制は崩壊し「世界システム」(経済のグローバル化)はますます強くなっている。ポストカストロのキューバどうなっていくのだろう。
またこの映画のテーマの1つになっているのが意識レベルのsubdesarrollo。これはラテンアメリカ諸国だけでなく明治以来の「前近代的な日本を欧米化したい」「バナナは外側は黄色だけど中身は白い」(「バナナと日本人」鶴見良行)という問題にも通じるように思われ(おおざっぱ過ぎ!?)、そういうメンタリティーだから今でも「英語をしゃべろう」(どういう人が何のために!?)というわけのわからない理由からNOVAのような英会話学校が存在するんだよねえ(そろそろ終わりそうだけど)なんてことをこの映画を見て思った。