昨日はワタシのバレエの姿勢ができあがるまでの経緯を時系列で説明しました。大人のバレエには不要な情報も多かったのでポイントをまとめます。
姿勢ができるようになって、それまでのプロセスを考えたらイメージとしてはこんなかんじです。
じぶんがターンアウトして頚椎のてっぺんまで引き上げた状態で基本ポジションで立っているフィギュアの型に自分をはめていく作業を何年もかけてやっていくんです。子供でも1年ですから。
具体的には毎回のレッスンでこれ以上できないというポイントでターンアウトして、これ以上は無理というくらい引き上げて先生の指示にしたがってやれることやっていきます。
そもそもバレエのレッスンは基本のポジションができるカラダを前提にしているので5番ができない大人のために先生方がいろいろストレッチやレッスンの組み立てを工夫されています。しかし30代半ばすぎ以降ともなればO脚、X脚、首が硬い、骨盤の前傾などが長年にわたりつついたために筋肉のバランスが想像以上にくずれていることも多々あります。そういうカラダのクセを矯正するようなレッスンをされている先生もいらっしゃいます。いずれにしても筋肉のバランスがとれていないとがんばってレッスンを受けても通常の1時間半のレッスンで得られる効果が得られないことになります。大人のバレエがなかなか上達しない理由のひとつです。
ですから自分のカラダのクセに注意しながらレッスンを受けたり、その他コア系エクササイズや場合によっては整体などでカラダのバランスを整えていくことが必要になります。
大人のバレエだけでなく他ジャンルのダンサーさんがバレエを習うときのお役にたてばさいわいです。