4月にテレビで乙武さんが義足を装着して歩く様子を見ました。
その回では前回の放送を見て「義肢の製作者だけでなく理学療法士もプロジェクトに入ったほうがよい」というアドバイスを受けて義足で歩くだけでなくカラダを動かす訓練もはじめたということでした。
乙武 洋匡@義足プロジェクト(@h_ototake)さんがツイートしました: 【義足プロジェクト】初めて10メートル歩けた。動画は、その瞬間。
俺が歩いたんじゃない。みんなが歩かせてくれたんだ。
ありがとう。ありがとう。 https://t.co/dTEloWibGq https://twitter.com/h_ototake/status/1112350998406656000?s=17
今朝はヒザにモーターが付いた義足で歩く訓練でした。
そして義足を着けずに歩く練習もはじめたということでした。そこで顕在化した問題がカラダの左右差。右脚と左脚の太さがまったく違うので左脚だけで1分間立っているのはものすごくキツイそうです。
これはカラダの左右差が大きいワタシにとっても他人事ではありません。左が弱いだけでなく強いほうの右も変に固まっていて結果的に左右それぞれ異なる部分が機能不全に陥っていたりします。
試しに膝立ちで右足を少し浮かすと左がぐらつきます。右では微動だにしませんから乙武さんと同じ状態ということになります。
普通は少々弱い部分があっても強い部分で代償してしまっているので左右差のイメージを一般人にわかるように説明するのは難しいので左右差の状態を認識する一助になれば幸いです。
乙武さんもプロジェクト開始前は腰痛に悩まされるようになっていたそうです。最終的には義足だけでなく義手も付ける予定だそうです。
「四肢欠損でも泳げる。カラダは不思議」というような内容をかなり前に読んだ記憶があったので検索したら過去3回水パラリンピック出場経験のある水泳の鈴木孝幸さんという選手が来年も目指しているそうです。
あれだけ精力的に活動していた乙武さんがこれまでカラダを鍛える訓練経験に乏しかったというのは不思議な気もしますけれど鈴木さんとの年齢差g
が一回りでその間に社会も意識もいろいろ変わったというのも大きな要因かもしれません。
骨格はいちおう左右対象でも内臓は非対称なのでカラダの左右バランスが均衡しんしのは不可避です。とはいえ長命化が進んでいるので左右の器用さの差をチェックするなどへの影響も測る必要がありそうです