畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

改めて「あの戦争は何だったのか」ドラマを見る

2010-10-17 22:09:00 | 歴史
 2008年のクリスマスイブ。ドラマ「あの戦争は何だったのか」というビートたけしが東条英機役で主演したドラマを撮っておいたのでなんとなくみた。


2008/12/27に綴った「責任の所在と傀儡」の項でも取り上げた。


つくづく、あの戦争を起こした原因はなんだったのか、明確にするのは難しいと思う。


憲法に責任がありながら、権利を行使しない(できない)天皇の存在。


憲法に責任がないながら、代表たる地位をもつ首相。


憲法上独立した権利を持つ軍部。


マスコミ操作による、国民の戦争への熱狂的支持。


誰が日本を統率していたのか。極めて責任が曖昧なままで戦争に突入していった。


だからこそ、異常事態になるまで終えられなかったのかな。


現在の日本だって同じ?「政治は誰がやっても変わらない。」という閉塞感。


『20世紀少年』の“ともだち”のように、変な団体が日本を


乗っ取ってしまうこともありそうだ。


国のあるべき形ってなんなんだろう。


民主主義は「衆愚政治」である、とか


民主主義は「超人による独裁政治」に劣る存在だ、とか


最近なんとなくわかるような気がする。

サヨナラ…中央線201系

2010-10-17 05:41:00 | 鉄道


 今日でJR東日本・中央線・201系は最終運転となる。鉄道を好きにさせてくれた201系。


 私が幼かった頃、まだ先代の103系が残っていました。103系が青梅・五日市線から消えた時「いつかはこの201系も…」と思っていましたが、まさか現実になる日がくるとは…。


 山手線が103系から、205系、E231系と進化していくけど走り続けた201系。大学時代にまだマイカーが無いときは、いつも移動手段は201系だった。私が一番辛かった会社時代に毎日乗った通勤快速。秋葉原に負けないオタク系文化が集まる中野駅ブロードウェイ。阿佐ヶ谷に多いラーメン店。渋谷系のような流行の街・吉祥寺。オヤジ的文化の立川などなど「中央線系文化」と言われるほど独自な発展を遂げた沿線。イメージカラーはもちろん201系オレンジ。


 都内だけど主要な移動手段が中央線に限られる不便さゆえに、その分愛情も増した。いっつも混雑してるけど、いっつも人身事故で遅れるけど、山手線のように車内テレビもなかったけど、いっつも側にいた電車が中央線201系。


 引退後は、廃車解体の運命…。モノにはいつか終わりがあるもんね…。


サヨナラ…中央線201系