ステレオタイプとは「型にハマった人」という言葉で使われます。
電車で降りる人が優先なのは当たり前です。で、全員が降りる前に乗る人がいると、舌打ちをしたり明らかに嫌悪感をだしたりする人がいます。これはある意味ステレオタイプ。
なぜなら、乗る人も「座りたい」と思っているから、先頭で乗る人をガンガン押すことが多々あります。だから先頭の人の気持ちを考えると「マナーだから」と割り切れません。
つまり相手の気持ちを考えて行動できないと、ものごとの本質は理解できません。
私の職場にも今年異動してから2年目の女性の方がいます。私より少し年上ですが、この職業の経験年数でも、この支店での経験年数も私の方が上です。
しかし、他人がやる仕事にあれこれと口を出す。にもかかわらず自分の仕事には落ち度がたくさんある。これでは周囲の信頼を勝ち得ませんね。私も昔は完全にステレオタイプの人間だったので、今周りのことを考えると恥ずかしいです…。
「フリーター、家を買う」第2回放送みて、ステレオタイプとは、まさにこの主人公のことだと思いました。
まだ、働いたばかりで給料に見合う仕事もしていないのに、仕事が急に休みになっても出勤した1時間分の時給を要求する…。
このドラマは今の人間の本質をついているかもしれないって思います。
経験が人を成長させますが、周りの人が注意してくれなければ気づかないままで終わります。
さて、彼の方は自分がステレオタイプと気づくでしょうか?