畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

仕事の段取り力

2010-12-14 20:05:00 | 日記
 最近気づいたが仕事の能力は段取り力が一番必要なのかも。


 パソコンをうまく使える力、マーケティングに優れた人、すごい企画力。どれも必要な能力に見えるけど、段取り力がなければその力は生かされない。


 段取り力とは。すなわち調整能力ではなかろうか。1つのプロジェクトの仕事をするとき、誰に話を通しておけばよいか。


まず自分の上司(部長)。
プロジェクトリーダー。
チームリーダー。
他のチームのリーダー。
同じチームの社員。


必要に応じて誰にどんな確認をするか考えておかないといけない。
 細かいところまで部長に聞いたら迷惑だろうし、まったく話を通さないのもまずい。
 部長に話しても、実際にプロジェクトを動かしているのはプロジェクトリーダーだから話しておかないとまずい。また同じチームのリーダーや社員にも話を通しておかないと、業務が効率的に進まない。
 また、他チームのリーダーに話しておくとプロジェクトの重複が避けられる。
 結局仕事の内容は根回しで決まるんじゃないのかな?


 こう言うのって慣れだと思います。日本の学校生活だと。クラスなら担任と生徒。部活なら顧問と部員という具合に単純な関係なので、複雑な縦社会にはすぐに対応できません。


 思えば、市役所で受付をすると他の部署にたらい回しにされるのはこれが原因ですね。複雑に細分化された縦社会や横社会に市民が振り回されている。民間会社なら、客の手間にならないようにワンストップ体制を整えるから複雑な組織に自発的対応ができない。