畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

福島の除染は?

2011-08-01 06:57:00 | 政治・経済
 先月末には福島第一原発の1号機原子炉が100℃以下になり、昨日には4号機の使用済み燃料プールで冷却装置が本格運転開始。8月上旬には1号機のプールにも冷却装置が稼働し、すべての使用済み燃料プールの冷却にメドがついた。さらに、汚染水浄化装置も本格稼働して運用中。
 福島第一原発は、やっと事故から一応の安定を見ている。


 しかしまだ不安がある。なぜ事故処理が安定化してきたのに福島県の放射線量はここ2ヶ月あまりかわらないのだろう。


 事故当時から放射線量の放出量は200万分の1になったと言われる。それでも健康に害があるなら、なんで格納容器などの穴を塞がないの?素人には理解できない理由があるのか?


 または、地域に土壌にたまった放射線が原因ならなぜ政府は除染活動をスタートさせないの?県や市が独自の取り組みをし、原発事故の責任がある国が除染活動になにもしない…これが納得できない。


 最近では福島原発事故のニュースも少なくなり、新聞でもわざわざ記事を探さなければならないほど扱いは小さくなってる。原発事故を風化させるにはまだはやいんじゃないかなあ…。