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長州藩と言えば言わずと知れた尊王攘夷派の牙城。その藩主は、毛利元就で有名な毛利氏。江戸時代の長州藩の居城となった萩城(山口県萩市)は1604(慶長9)年に毛利輝元が築いたと言われます。別名・指月城とも言われます。写真は、天守閣の石垣です。天守閣には山があるので、平山城でも山城的性格をもった城だと言えます。
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現在は、指月公園として整備されました。春には桜の名所と言われる公園です。城の構造をよく残しているのが特徴で、公園内を歩くときかなり広く感じられました。
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萩城から、萩城下に入ると城下町の面影がよく残っています。写真のような塀が江戸時代の雰囲気を感じさせます。ネットで調べると、このような路地のことを、鍵曲がり(かいまがり)と呼び、外敵の侵入や攻撃に備に入り組んだ道にしているそうです。
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訪れた2004年当時のことですが、市内ではいたるところで発掘調査を行っていました。写真のようにくっきりと石組みがでると、調査のしがいもあるだろうな…と思ったりします。しかし、発掘調査をする際は土地の所有者が行うことになっており、萩城下で住宅地を買う時は気を付けた方がいいかもしれませんね(笑)
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次に訪れたところは山口県山口市にある瑠璃光寺(るりこうじ)。この寺は、室町将軍の権力拡大政策を進める将軍・足利義満により「応永の乱」で征伐された大内義弘を弔うために、大内盛見がこの地に五重塔を建てたのが始まりと言う。
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同寺には大内氏との関係が深く、大内氏の礎を築いた「大内弘世」の銅像があります。
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この日の夜は下関で宿泊。下関と言えばやっぱりフグ。フグ刺しはとってもおいしかった。やっぱり触感がサイコー。テッサ(フグ鍋)は骨が結構あって食べづらかったなあ。
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この萩旅行は、会社の同僚と来たので、歴史ばかりの旅にはなりません。山口と言えばカルスト地形の秋吉台が有名ですね。草原にごつごつとした岩が見えた時にはビックリしました。鍾乳洞も素晴らしい絶景でした。
この旅行では単独ではなかったので、残念ながら大内氏館があった龍福寺には行けませんでした。今は龍福寺は大内氏館の復元や本堂の改修に伴う発掘調査が進められているので、それらが終わった時に再び訪れたいなあ…と思います。