バレエ・ミュージカル好き?の鈴付き猫のぼやき
ねこまくらん
ロミオ&ジュリエット・・・ラストか?
ミュージカルの「ロミオ&ジュリエット」東京公演は終わってしまいましたが、しつこく思ったことを書きます。最後?なのでためしに「死」にフォーカスして。
かなりネタばれです。未見の方はご注意ください(読まない方がいいかも・・・)。
この作品の「死」は結構注目される役かと。ストーリー的には居なくてもなんら問題ないと思うのですが、居なかったら少なくともきっと猫は観に行かなかった(笑)。
死の存在は不思議なもので、最初の街の人たちが死というものを意識していないときは上の方で操ったり、(見えないことを良いことに)ぬけぬけと(笑)真ん中にうずくまったりして、存在感をアピールしますが、実際に登場人物が狂気をはらんでくると(「♪憎しみ」とか)消えてたり、本来なら一番力をアピールするんじゃない?っていうような、ロミオがティボルトを刺すあたりは、二人の間をすっと歩くだけ。
なので、死の影響力にしばらく???だったのだけど、おそらく「死」も不幸に関わるけれど、その他のタイミングとか、ちょっとした「弾み」も結果に大きく影響するんだよ、ということが言いたかったのかな~と考えました(←かなり深読み)。
最大の特徴は、死は直接ロミオにしか絡まないこと。(ジュリエット眼中なし?)しかもまだそんなに深刻でもないとき(1幕)に「怖がるロミオ」を表現しますし、かなり深刻になったときにも(2幕)、もちろんロミオに絡みます。
もっとご丁寧なことには、二人が最初で最後の夜を迎えているところにも、「おい、そろそろ行くぞっ」ってな感じでロミオを起こしに来ます(^^;
(隣に寝てるジュリエット、またしても存在感なし・・・)
続いてマントヴァにまで遠出して、薬売りにまで化けてます(抜け目ないです)。
死にしてみれば、ジュリエットの死を知って(いや、ホントは死んでないけど)毒薬を所望するロミオを弄ぶシーンが、最高に楽しい時だったのでしょうね(あ~倒錯してる・・・)。
自分の手で引導を渡したのですから、ストーリーの締めくくり(ロミオ昇天)は、そりゃもう嬉しくてしょうがないでしょう。
ロミオと死の妖しい関係にフォーカスしてしまうと、かなり倒錯の世界に入ってしまい、居ないものだとして見ていると、普通の(^^;ロミオ君とジュリエットさんの悲恋な話(なんか脇に黒いものがチラチラしてるけど~)に見えるという、面白い作品だと思います。
しかしこの作り、誰の好みなの?(え?演出家?)
あ、そうそう普段猫はこの作品を「ロミジュリ」とか「ロミオとジュリエット」と言っていたのですが、カテコの挨拶で古川さんがしっかり、でもさらっと「ロミオandジュリエット」と言ったので、あ、そうだったんだ!と気が付きました(鈍い・・・)。失礼しました。
かなりネタばれです。未見の方はご注意ください(読まない方がいいかも・・・)。
この作品の「死」は結構注目される役かと。ストーリー的には居なくてもなんら問題ないと思うのですが、居なかったら少なくともきっと猫は観に行かなかった(笑)。
死の存在は不思議なもので、最初の街の人たちが死というものを意識していないときは上の方で操ったり、(見えないことを良いことに)ぬけぬけと(笑)真ん中にうずくまったりして、存在感をアピールしますが、実際に登場人物が狂気をはらんでくると(「♪憎しみ」とか)消えてたり、本来なら一番力をアピールするんじゃない?っていうような、ロミオがティボルトを刺すあたりは、二人の間をすっと歩くだけ。
なので、死の影響力にしばらく???だったのだけど、おそらく「死」も不幸に関わるけれど、その他のタイミングとか、ちょっとした「弾み」も結果に大きく影響するんだよ、ということが言いたかったのかな~と考えました(←かなり深読み)。
最大の特徴は、死は直接ロミオにしか絡まないこと。(ジュリエット眼中なし?)しかもまだそんなに深刻でもないとき(1幕)に「怖がるロミオ」を表現しますし、かなり深刻になったときにも(2幕)、もちろんロミオに絡みます。
もっとご丁寧なことには、二人が最初で最後の夜を迎えているところにも、「おい、そろそろ行くぞっ」ってな感じでロミオを起こしに来ます(^^;
(隣に寝てるジュリエット、またしても存在感なし・・・)
続いてマントヴァにまで遠出して、薬売りにまで化けてます(抜け目ないです)。
死にしてみれば、ジュリエットの死を知って(いや、ホントは死んでないけど)毒薬を所望するロミオを弄ぶシーンが、最高に楽しい時だったのでしょうね(あ~倒錯してる・・・)。
自分の手で引導を渡したのですから、ストーリーの締めくくり(ロミオ昇天)は、そりゃもう嬉しくてしょうがないでしょう。
ロミオと死の妖しい関係にフォーカスしてしまうと、かなり倒錯の世界に入ってしまい、居ないものだとして見ていると、普通の(^^;ロミオ君とジュリエットさんの悲恋な話(なんか脇に黒いものがチラチラしてるけど~)に見えるという、面白い作品だと思います。
しかしこの作り、誰の好みなの?(え?演出家?)
あ、そうそう普段猫はこの作品を「ロミジュリ」とか「ロミオとジュリエット」と言っていたのですが、カテコの挨拶で古川さんがしっかり、でもさらっと「ロミオandジュリエット」と言ったので、あ、そうだったんだ!と気が付きました(鈍い・・・)。失礼しました。
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