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くるみ割り人形

今年のくるみ初め(笑)はNBAバレエ団。
NBAの公演を観るのも実は初めて^^; 押絵をやっていたころ、団のスタジオの前を何度も通り過ぎていたりはしたのだが(当時はここにあるのね~とだけ思っていた)。

場所が所沢ミューズなのも嬉しく。家から2番目に近いホールかな^^
アークホールには何度か入ったことはあったけど、マーキーホールも初めて。
結構見易いシートで良かった。

こちらのストーリーはドロッセルマイヤーの甥(=くるみ割りの王子)が登場するパターン。
王子がもっぱらクララの相手を務め、金平糖はお菓子の国の女王で、王も居る。
1幕のパーティの出し物?はコロンビーヌとハレーキン、ソルジャードール(男女1人ずつ)。
ねずみキングは頭が3つ(原作は6つだっけか?)^^;雪の国は徒歩移動(みもふたもない表現だにゃー)

2幕の各国の内訳はスペイン・アラブ・チャイナ・ロシア。特に面白かったのはチャイナ。雑技団のような棒技とドラゴン(っていうより獅子舞?)。しかもドラゴンの脚はネズミと二役(暑そう~)。
特徴的なのはマザージンジャー(ジゴーニュおばさん)と、オリジナル?キャラクターのラタトゥユ。これはたぶんネズミの復讐エピソードなのだけど、コミカル。
全体的に明るく楽しい雰囲気、な、中で一番不気味だったのは、時計の陰に隠れているドロッセルマイヤー。怪しさ全開(笑)

美術の特徴はプロジェクションマッピング。くるみ割りみたいな作品にはとても合っていて良いと思った。特に感動的だったのは2幕の開幕時。あのもやもや感はまさに原作を読んだ時のイメージだった!
プロジェクションマッピングを使った演出で、クリスマスイヴの1晩だけの話ではなくて、2年がかりの話(なんと!)にできて、一番のエスプリに繋がっているのかと。
(ネタバレ避けのために全部は書きませぬ)
現代だから、こういうのもアリかと思った。

バレエ自体は・・・かなりしっかり踊っているな~~と。男性のジャンプが目立った気がする^^;素敵なリフトもあった(上手く説明できないんだけど)。
一番のお目当ては金平糖の佐藤先生だった(ここにきてやっと白状 笑)。凄く丁寧で音楽性のある金平糖。普段のクラスで注意されることが納得できるという(つまり、こういう風に踊れとおっしゃっているのね、と。ハードル高いわあ・・・)
このパ・ド・ドゥは少し照明が抑え目になっていたのも嬉しかった。金平糖の曲はちょっとミステリアスな印象なので。

なかなかに見応えがあったので、次の公演も観たい。海賊だというし。

写真は
上:ミューズの最寄り駅は「航空公園」。駅前がホントに公園という、よく考えると結構凄い立地。
緑が大好きなので、この辺に住めばよかったかな~
中:大ケヤキの並木を歩いてホールに向かう。落ち葉も綺麗~
下:会場入り口にあったパネル。
・・・ありそうでなかった企画^^; 開場前の待ち時間にはちょうどいいかも。
(やりませんでしたけどね!)




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