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バレエカレッジ

バレエ大学「バレエ音楽の魅力と秘密第3回 くるみ割り人形」に参加してきた^^
講師はシアターオーケストラトーキョーの井田さん。

噂には聞いていたけど新宿村スタジオって・・・ちょっと面倒な場所。けっこうギリになって焦った。

は、おいといて、


序曲から1幕の曲をメインに、色々、色々、実演(ピアノの方もいらして)を交えての話。

プティパから台本を渡されたちゃいさん、始めはなかなか気乗りがしなかったけれど、アメリカに行く途中のパリで、チェレスタをはじめ、ラチェットや小太鼓などをゲットできたことで筆が進んだのだとか。
アメリカ行きやパリに寄らなかったら、くるみ割り人形は今の形になってなかったかも。

プティパの台本はハタ目には「むちゃぶり」なんじゃ?と思えるところが多々あるけど、当時のちゃいさんはもうベテランだし、重鎮になっていたので、台本に忠実なところもあるけれど、けっこう自由にやってるところもあるし、ちゃいさんなりに新しいチャレンジをたくさん仕込んでいる・・・というのが面白かった。

あとは指揮者ならではのこだわりとか、本当は「こうしたい」という密かな願望とか・・・バレエ公演の指揮は踊りに合わせないといけないという縛りがあるからジレンマもあることでしょう・・・。

くるみ~はちゃいさんの晩年の作といってもいいもの。それでも精力的に新しい試みを試して、あんなに凄い曲を作っていたなんて。
もし彼がもっと長生きしていたら、次はどんな作品ができていたのかな・・・(返す返すも残念)。

あ、そーか、と思ったのは雪の曲。
あれってワルツだったんだ(笑)Kのは凄く速いからそんな気がしてなかった。

写真は教科書^^;
絶版かもしれないっていうけど、うちにもあった。






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