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森下さん

読売新聞朝刊の「時代の証言者」という続き物で、今は森下洋子さんが取り上げられている。

幼少期のバレエの話が壮絶で^^;、レッスンでは先生にハタキの柄で叩かれてあざができるとか、真冬に滝行をしていたとか、今となっては児童虐待では?なほど。
でも森下さんがバリバリ踊ってらっしゃる頃・・・昔々の私の若い頃(笑)はあんまり他の情報が入ってこないから、それが日本バレエ界の常識~という雰囲気があったような気がする。
バレエ漫画全盛期には少し乗り遅れたけど、「Swan-白鳥」が連載されていた頃でもあって(歳がばれるー)、主人公の聖真澄が大学進学かバレエかで迷って森下さんに聞くと、森下さんはこともなげにバレエをするなら大学は無理、みたいなことを言うもんだから、当時の私も
「あ、そうなんだー」
と思ってしまったさ。

漫画なんだからフィクションだったかもしれないのに(でもそう話したのは多分に実話っぽい)。
実際レッスンメイトには森下さんの幼少期と同じような生活をしている子もいたし(当時は松山バレエ学校にいたもんで)、早々に
「ついてけないわ」
と思ってしまった。

今となってはそれで良かったと思うしかないけど、あまりに影響力強すぎたな~
最近は世界中の情報も入ってくるし、(おそらく)滝行させる教室もないだろうから、今現在バレエをできる子は幸せだろうな・・・と思う。

いや、ほんと昔のバレエ漫画やドラマってギャグかと思うほど変な世界なのだけど、案外現実に近かったのかも・・・とも思ったり(笑)
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