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五輪との付き合い方

国民の多くが反対しているみたいなのに、一向にSTOPをかけない運営陣。
というより、彼らの頭には中止も延期もない模様。
おそらく、五輪を開催してもしなくても秋にはまた波がくるから、それならやった方が良い、とでも思っているのではなかろーか。
結局人の命が第一でもなく、安心安全が第一でもないわけ。

なので、私はこの間「マスコミ」に発表されたシミュレーションの結果を見届ける?のを楽しみとすることにした。
東京大学の仲田泰祐氏らの予測。
冒頭のグラフは産経新聞(https://www.sankei.com/life/news/210523/lif2105230044-n1.html)からコピー。
記事には結果のみで、その計算方法については全く書いておらず、詳しい資料を探したけど当の東大のプレスリリースにも載っていないという有様なので、まともに検証できない気がするけど。

仲田泰祐氏というのは経済学者。過去にどんなことしてるんでしょう、と探したら1件だけ
「Unconventional Monetary Policy at the Interest Rate Lower Bound」2019年という研究がヒット。ぐーぐるさんの翻訳では「金利下限での非伝統的な金融政策」だそうな。33,540千円!人文関係の研究費って多いな~という印象。単年度なら特に。だって実験とかはしないんでしょう?何にそんなに使うのかさっぱりわからない。ついでに、どんな内容かもさっぱり出てこない(笑)
内容的には新型コロナも感染症もかすってもいない・・・けど、首相官邸に行って首相に入れ知恵?もしているらしい。

このシミュレーションだと、五輪関係者が海外から10万5千人来て、その半数がワクチン接種済で、選手村から出歩くとすると、それが原因で1日に増える感染者は15人、実際は選手村から出ないだろうから、もっと少ないという。
・・・1日15人でも開催期間(直前にくることもないだろうから、実際の開催期間より長めに見て45日とすると)では675人にもなる。これには二次感染者も含むのかどうなのか?関係者内の話みたいだけど、外部に感染することは想定していないのか??

そもそもどういう計算をしてるかわからないから、こっちもざっくり計算すると、10万5千人から1日15人感染者が出るような状況を東京の人口にあてはめたら、1日2000人も出ていて、そりゃもう大変!な状況。東京で2000人/日を超えたのは今年の1月、今までの最悪の時期と同じ?

まあ、このシミュレーションでは、海外から来る人より、国内の人の流れを増やさないことが大事、と言いたかったらしいので、ここでのことは本質とはずれているのだけど。その辺のことはまた突っ込むかも・・・。

しゃかりきにスピードアップを図っているようにも見えるワクチン接種、でも打ってからも効果が出るまでに10日から2週間かかるからオリンピックまでには十分な効果は出ないでしょうね・・・
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