今話しているのは、
現金給付金$1200ではありません。
失業保険についてです。
現金給付金は、申請しなくても
2018年に確定申告している人を対象に振り込んでくれます。
納税している人だけです。
「税金を納める」人への熱い想いが伝わってきます。
失業保険も同じく、
納税している失業者のみですから、
現金貰って生計立ててる人は申請できません。
はい、続きの失業保険申請。
今回で絶対に終わりにします。
子供たちに
「ちょっとお母さんに話しかけないでね。
これから真剣勝負だから。」
と言って、
またパスワードを入力して、
ログインするところから始まりました。
もうどんな質問がくるか分かってる。
ただ、絶対に間違った番号を打ち込みたくないので、
一つ一つ確認していたら、
あと、もうちょっとのところで
「はい、時間切れ~!」
です。
てめえ、ふざけとんか!?
と、言っちゃいましたね。
言うわ!
これ絶対、途中で諦める人いると思うし、
サイトがぶっ壊れてんじゃないか?と勘違いする人もいると思う。
何度も何度もサイトがフリーズするんだもの、
(「時間切れ~」なんてことも言ってはくれないのです。)
自分がどこか間違ったところをクリックしてんじゃないのかと
不安になる人もいると思うし、
そういう人たちが、
失業保険を申請する窓口に駆け込むんです。
コロナ感染の危険の中を。
私みたいに、
私は悪くない!
このサイトに弄ばれてるだけ!
と思う度胸があるというか、厚かましいのが
しつこく攻めるんです。
で、英単語に関してですが、
日本語はないのですが、
その他多くの言語が変換できます。
スペイン語、中国語、韓国語、ロシア語、アラビア語、(ウルドゥー語もあったっけ?)
移民の多い国の言語は
アメリカのほとんどの政府関連のサイトは変換出来るようになっているので、
まあ、母国語で申請出来るとなれば
少しはラクなのかもしれませんが、
日本人は超少数民族なので、
日本語なんてありません。
(たぶん日本語に変換しても、意味が分かんないと思うけど…。)
あと、移民の多いところは、
団体がしっかりしていて、
申請方法とか、サポートがしっかりしているので、
私よりも全然英語の出来ない、
ニューヨークにきて1年程度の人が、
難なく申請出来てたりするんですよね~。
逆に、ニューヨーク生まれのニューヨーク育ちでも、
こういう政府の用意した申請書みたいなのに見慣れてない人は、
訳わかんないと思う。
そんなこんなで、
私は5度目の正直。
もう書き込む部分、全部丸暗記しとるわい!
ということで、タンタンタンタンぶっ飛ばして、
はい無事終了!
丸一日戦ったわ。
疲れ尽きた…。
でも、とても不思議に思ったのが、
「決して個人情報を人に漏らさないように!」
というのが、煩いほど書いてあるし、
失業確認の電話を毎週しなきゃいけないんですけど、
その際にもずっと言うんです。
「個人情報を決して、決して、他人に漏らさないように!」
って。
ひっくいオッサンの声で。
そんなもん、誰が漏らすねん!
しつこいわ!
と旦那に言うと、
「他人に申請してもらう人が多いんだよ。」と。
へっ!?
「申請がややこしいでしょ?
でも、一回やればもう分かる。
申請するほうも面倒でしょ?時間かかるし。
だからお金払って、自分の個人情報全部渡して、
他人に申請してもらうんだよ。」
と。
なるほどね~!
納得。
でも、これだけの個人情報他人に流したら、
おっそろしいよ。
全て筒抜け。
結局こんな仕組みを作ってんのは
国じゃん。
だったらこんな仕組み、
こんな申請方法は
考え直せばいいのに…。と思うんだけど、
泣くのは他人に個人情報提供した人であって、
政府は痛くも痒くもないので、いいのでしょう。
あと、時間切れを焦って、
チャッチャッチャッチャと申請して、
間違ったこと記入しちゃったとするでしょ?
すると、失業保険なかなか貰えないの。
記入ミスなのか、
あやふやだった所を、慌てて適当に記入したとか、
その点は不明なんですけど、
そういう記入の仕方した人は、
申請がずーっとPending(保留中)のままが一か月以上。
適当はいけないの…。
どんなに急かされても、明確な答えを記入しないと、
ちょっとでも「怪しい」と疑われたら却下されます。
私、5回も申請し直しましたけど、
全部確実に答えたので、
「給付決定までに3~6週間かかります。」
と言われていたけど、
結局2週間以内にはもう振り込まれていたし、
結局全てひっくるめて、
会社が用意してくれた特別失業給付金から
その他の給付金も足せば
2カ月間で総額150万円くらいは貰えることになったので、
諦めないで丸一日かけて戦って良かったって、
今は思えます。
が、ひじょ~に面倒くさい手続きでした。