風の草刈り、試そうと思い、2カ所の畑でカボチャ、小豆、イチゴ、地ばいキュウリ、里芋やさつま芋などの周りの草刈りを試してみましたが、そんなに簡単に、しかもうまくは行きそうにありません。
それは、一つには伸びすぎた草と、鎌が間違って振り下ろされた先のお野菜を傷つけることはないのか?という心配、それに、鎌の切れ味が仕事の良しあしを決めそうだけど、自分の鎌は?
結果的には、一番は伸びるに任せて繁茂してしまった雑草、お野菜の株間や葉っぱと葉っぱの間が狭くて考えるほど簡単ではありません。
一昨日、“薬草師&風の庭師の奏でる森Gardenワーク”というイベントに参加させていただき、習いたての薬草の話をちょこっとだけブログに書きましたね。
風の庭師の方の提唱する風の草刈り、木がメインの場所でお野菜風なものが混植されている、しかも、それぞれの種類が適度な量で、てなところでは効果を発揮しそうだけど、というのが素直な感想。
ただ、その心というか、一番伝えたいところはその通り!って思えるんですけどね。
カボチャをブスリ
朝の水やりを終わり、風の草刈りを思い立って最初に向かったのがカボチャ、地を這う蔓ですから、ある程度下まで草を刈ってやらないと風が通らないよなあ、ってやってたら、結構な手応え。
手応えの先を見てビックリ!な、なんと、カボチャの実に鎌がブスリ(^^;;
ここを諦め、気になっていた隣の小豆畝。のらぼう菜後のマルチを利用し、順調に育っていたんだけど、、、
やはり、お野菜が繁茂しているところを風の草刈り、なかなか難しい、というか、僕にはできそうにない?
それよりも、気になりながら投げっぱなしだった小豆、極早生でしたから、今頃どんどん鞘を付けているところの筈でしたが、去年も一部発生していた虫さんが大活躍。
鞘だけならいざ知らず、昨年同様茎にもやたらと侵入し、小豆の株のほとんどはボロボロ(><
恐らく、収量は順調に育ったであろうとの仮定と比べると1/20もあるかどうか・・・
風の滞るところに虫はいる
ここでガッテン!風の庭師は、風の滞るところは蚊もいるし、虫も出るんですよって仰っていましたが、なるほど、まさにその通りに今さらながら気づいたりして。
その環境、気にはなっていたけど、目をやろうとしていなかった、お野菜との対話をしようとしていなかったことに気付き、小豆やカボチャ、里芋に“ゴメンネ”って声をかけながら風が通るように草を刈りました。
写真左は、件の愛を注いでいなかった小豆、中はその中でも色づき始めた鞘、でも、虫食い穴が。
右の写真は、種蒔き後一月余りで順調な小豆の株。こんな株の状態で鞘が付いているはずだったけど、、、
それにしても、ある程度集約的にやろうとすると、風も通る、だけど、草が生えていて保湿できるというバランスの取れた畑の管理は並大抵ではないかもしれません。
僕の管理する畑の在り方を問われている時かもなあ。
理想は、アナスタシア流の一族の土地・祖国なんですけどね。
山野の草木はお宝だらけ
仲良くしたいなあと思いながらも、結局日々格闘に近いことになっている畑の雑草。
しかし、仔細に眺めると、実はお宝が眠っている。それが、畑から庭や道端や空き地や河川敷、更に里山から山へと、身の回りの山野の草木に目をやるとお宝だらけなんだ! 今年の春には、特に成長期となる春の野草はエネルギーが高いので、最高の酵素ジュースが出来ると聞き、山野草の酵素ジュースやヤマモモの酵素ジュースづくりに初挑戦しました。
ところが、もう一歩視点を深くすると、何ともお邪魔な雑草の中に「薬草」というお宝が埋もれている。
それは、売薬などに頼ることなくセルフメディケーションし、日々の生活の質を保つことを可能にしてくれる、心と身体にとってのお宝の山なんですよね。
下品中の下品
その薬草ですが、漢方では「三品分類」と言って、365種類の生薬を「上品」「中品」「下品」の3つに分類し、治療薬として有毒で長期間服用してはならないものとされる下品は125種類あるのだとか。
そして、現代において病気を治そうとして使っている薬はすべて下品のクスリであり、「神農本草経」から見ると、最も望ましくない使い方になるんだとか(@@
まあ、向精神薬とか見ていると、まさに下品。否、下品中の下品かも。
この二つを学べただけでも、僕的には大収穫でしたが、実際のフィールドワークでは、ほんのちょこっとした範囲に、恐らく20種類くらいの薬草があったように思います。
上の写真は、そのいくつかで、アケビのツル、笹、サルノコシカケ、セミの抜け殻(右のは最高の品質)。
これ、昨日の“薬草師&風の庭師の奏でる森Gardenワーク”に参加させていただいた成果です。
例えば脈診の取り方とその診たて方など、学んだことはもっとたくさんあるのですが、キャパが(^^;;
薬草師の方は、また島根に来るので、少しづつ野草から薬草へと変換作業をして行きましょう、って。
もう一つ、風の庭師のワーク、へえ、アナスタシアの一族の祖国の考え方と同じなんだ!って。
紹介する機会があれば、このことも。
上の写真は、恒例の持ち寄りランチ!これも滋養に満ちて美味でした。
おはようございますヽ(^o^)丿
朝の一仕事、東出雲と今宮の畑、2ヵ所回り、イチゴ苗への水やり、フレッシュハーブを採って帰りました。
9時から昼過ぎまで戸外のワークショップだし、夕方からは大田で夜を徹してのBBQらしいので、朝仕事は軽めに。
最近は、畑の水分補給はフレッシュハーブウォーターです。
持ち帰ったフレッシュハーブ、早速“黄金の井戸”から汲んできた水につけました。
半日もすれば、爽やかなフレッシュハーブウォーターの出来上がり!
ちなみに、ハーブは、ホーリーバジル、レモングラス、アップルミント、ローズマリー。
今日のハーブは、ちょっと少なめだったかな~(^^;;
さあ、今日も一日お楽しみさまですね(≧▽≦)