夕顔は佳人のお化粧の匂い

おはようございます。今朝は当地は薄曇りしています。気温も低めです。

昨夜は、部屋の電気はすべて消灯して、お縁側に出、小一時間ほど東の空に浮かぶ１６夜月を仰ぎました。大きな円い月でした。雲に隠れたり現れたりしました。お団子を供えました。小学校の理科の時間に、月の満ち欠けのことを模型を使って教えていただきました。それを思い起こしました。もう少ししっかり理解をしておくべきでした。

涼しい秋風が吹いていました。庭の草藪には秋の虫がさまざまな鳴き声で鳴いていました。夕顔が月夜にもあまた咲き誇っていて、芳香を漂わせてくれました。佳人のお化粧の匂いがしました。もうそんな人に近づくこともありませんが、なんだかうっすら幸福を感じました。