<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

まんざら悪いことでもなさそうだった

2014年09月27日 05時07分32秒 | Weblog
ええ
わたしは
その
あなたが
大好きなんですよ
言葉を一つ一つ噛みしめるように
訥弁でそういう声が響く

そういうのは
誰だ

振り返ってみると
高い高いイチイガシの木だった

ここは深い森
小径は腐葉土の匂い

僕は
わかったよ
ありがとう
と声に出して
手をふってやった

そしてその後
「僕だっておんなじだよ」
それを何度かつぶやいて
かさこそ歩いた

この星に来て
おたがいを生きて
そうして
好き合っているというのは
まんざら悪いことでもなさそうだった
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元気いっぱい今日へ出発をした

2014年09月27日 04時51分15秒 | Weblog
もうすぐ夜明けだ
白々と白々と夜が明けて来る

もうすぐだ
もうすぐだぞ
僕は
汽車を待つようにして待っている

すると
「やあお待たせ」という具合に
夜明け号の長い長い汽車が
勢いよく
滑りこんで来るのだ

ドアが開いた

僕は
汽車に乗り込んで
元気いっぱい
今日へ出発をした
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実に見事だ

2014年09月27日 04時30分38秒 | Weblog
青空がある。心配はない。

青空があると、心配がない。
心配がないと、青空がある。

どっちだろうかね。

どっちもだろうね。

(/_;)

秋になった

空がある
いよいよ澄み渡っている
いよいよ高く高く広がっている
心配はない
いよいよ小さくなって
いよいよ視界から消えてしまう

空があると心配はない
心配がないと青空がある

ふたつが
今日は
仲良く
手をつなぐようにして
成立している

じつに見事だ
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