<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

どれだけでも好きなだけたくさん

2014年09月21日 07時21分48秒 | Weblog
さぶろうを喜ばそうとしている者がいる。列んでいる。次から次から。

で、さぶろうは、さぶろうを喜ばそうとしている者の意を汲み上げようとするのだが、大雑把すぎるところがある。

贈り物だけしか見ていないところがある。贈り物の贈り主のこころを読みとれないでいることがある。

赤い曼珠沙華の花野が目の前に広がっている。花野の中に水の川が流れている。水には空が映っている。空には茜色をした雲が入り日のときを告げている。アキアカネが群れて飛んでいる。

次から次から列んでいる。さぶろうは、愚鈍だから、ほんわかとしているばかりだ。どれだけでも好きなだけたくさんたくさん喜んでいいのに、それをしないで、ぼんやり口を開けているきりだ。
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さぶろうを喜ばそうとする者がいる

2014年09月21日 07時08分00秒 | Weblog
寒いなあ。朝方は布団を重ねてしまった。クシャミが立て続けに出る。草藪のあたりでは、リリリンルリリンと夜っぴいて秋の虫が鳴いている。

今朝は7時から公役の道掃除、川掃除。空き缶拾い。障害者のさぶろうには無理があるので、家族の者が参加してくれる。

庭の片隅に、おやや、曼珠沙華の花の一群。あたりが、ほんのり赤く染まっている。種を植え付けたりはしていないので、何処からか風に乗ってやって来たのであろう。さぶろうを喜ばそうとして。

さぶろうを喜ばそうとしている者がいる。その者は自分の姿は現さないが、遣いをやってそれとなく、存在を示している。それはあまりにも大きくて、或いは、さぶろうの小さな目には捉えられないものかもしれぬ。
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