今朝は真夜中の1時半過ぎには目が覚めてしまいました。一晩で何度もトイレに通います。老人の夜の仕事がこれです。
もう一度寝付こうとしましたが目が冴え渡ってしまいました。すると不思議や不思議、詩がするすると湧いてきました。急いで起きて電気を灯してメモをしました。そして「石」という詩が出来上がりました。
*
「石」
かがやかされておりました
石は
かがやかされておりました
かがやかされておりました
石は
千歳も万歳も
かがやかされておりました
*
この耀かされている石は、わたしです。
かがやかされているだけでいい、とそのようにこの頃一段と強く思うようになりました。その最も大きな理由は、耀かせる力がわたしの内部に見いだせないでいるからにほかならないのでしょう、さしずめ。
わたしに耀かせる力があったとしてもそれは仏陀のそれとは対比できません。もしも仮にそのような力をいただいているとしても、それを1とすれば、仏陀のそれは1兆。1兆倍の仏陀の輝きでわたしの1は途端に掻き消えてしまいます。
*
石は
千年も万年も
ここでひたすらに
かがやかされていた
かがやかされていたという歓喜が
積み上がって
今度は
石を
内側から
かがやかしはじめた
石は
空まで転がっていきたい衝動に
やっぱりひたすらに
耐えた
それをそうせしめる力
この大きな力に
全存在を
果てしなく
まかせておきたかったのだ
もう一度寝付こうとしましたが目が冴え渡ってしまいました。すると不思議や不思議、詩がするすると湧いてきました。急いで起きて電気を灯してメモをしました。そして「石」という詩が出来上がりました。
*
「石」
かがやかされておりました
石は
かがやかされておりました
かがやかされておりました
石は
千歳も万歳も
かがやかされておりました
*
この耀かされている石は、わたしです。
かがやかされているだけでいい、とそのようにこの頃一段と強く思うようになりました。その最も大きな理由は、耀かせる力がわたしの内部に見いだせないでいるからにほかならないのでしょう、さしずめ。
わたしに耀かせる力があったとしてもそれは仏陀のそれとは対比できません。もしも仮にそのような力をいただいているとしても、それを1とすれば、仏陀のそれは1兆。1兆倍の仏陀の輝きでわたしの1は途端に掻き消えてしまいます。
*
石は
千年も万年も
ここでひたすらに
かがやかされていた
かがやかされていたという歓喜が
積み上がって
今度は
石を
内側から
かがやかしはじめた
石は
空まで転がっていきたい衝動に
やっぱりひたすらに
耐えた
それをそうせしめる力
この大きな力に
全存在を
果てしなく
まかせておきたかったのだ