友人が横浜からやって来た。親戚の法事があって、今日帰るのだそうだが、その飛行機の間の貴重な時間に、レンタカーを借りて我が家を訪ねてくれた。お昼は彼の希望で、谷川沿いで風景が美しい、神埼名産の老舗うどん屋さんに行った。3年ぶりかなあ。懐かしかった。久闊を叙した。あれこれ近況を語り合った。元気そうで何よりだった。11時にやって来て13時半には戻って行った。今度はゆっくり泊まりがけで会うことにしようということになった。互いに老境に入っている。互いに何があるかは分からない。双方あれこれ病気もかかえている。老人はいつか来るこの世の別れを覚悟しなければならない。夕方には千葉から別のの友人が帰ってくるという連絡が友人から届いた。仲間内でいっしょにご飯でも食べようと言うことになった。これから通夜に行く。早朝に長いこと闘病生活を送っていた4つ年長の従兄弟が亡くなった。1時間かけて久留米まで行く。彼は生涯独身を貫いた。姉妹たち3人が集まって家族葬をするらしい。