朝から夕方まで遊んだ。遊んだ。遊んだ。鹿児島県の旅をした。赤い鳥居と赤い神殿神宮神社を探して走った。2神宮神社に詣でた。。神宮神社は神域。神域に入るだけで、神々しく清々しい。気分が爽やかになる。何でだろうなあ。どうしてだろうかなあ。途中、入来温泉に湯治した。湯が溢れているところのタイルが変色して濃い青紫色だった。鉄分が強く匂った。宿に着いた。ごろんと横になった。ここはビジネスホテル。
チョットコイ、チョットコイと鳴いている鳥がいる。五月の山々の新緑が続く道。チョット行ってみようか。ほかに老爺を誘ってくれるものもいない。人の温もりが恋しい。深入りはしたくない。袖振り合うくらいでいい。しばらくやさしい目を見つめていたい。でももちろんそんな人が老爺の前に現れることはない。空想に慰めを得ておしまいにする。鶯も鳴いている。もう随分巧くなった。旅を続ける。
見つめたいやさしい目をば売る天のスーパーなどはないか さみしい 薬王華蔵
薩摩川内市入来温泉に、これから向かう。大久保利通所縁の湯らしい。山道山道を行くのかな。所要時間は分からない。今夜泊まるのは姶良。赤い鳥居の神宮神社が見付かれば立ち寄る。この頃この赤い鳥居に凝っている。昼は軽めでいい。コンビニのざる蕎麦弁当を食べよう。いまいる妙見温泉湯治宿はいいところだ。もう何度も来ているが、いよいよいい湯だと思う。もっと長めに連泊していたい。朝昼晩の食べ物に困るけれど。炊事室はあるが、面倒だ。天気は薄曇り。雨になるかもしれない。迫っている山々の新緑がきれいだ。昨夜は酔っ払いした。淋しくならないように。そろそろチェックアウトの時間だ。来たときの部屋の清潔を保って出よう。