<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

ここは小さな湯の宿 そろそろ客が立て込んできたぞ

2018年07月13日 17時12分04秒 | Weblog

積乱雲がニョキニョキ。石鹸泡ぶくの竹の子山。宿の小窓から見える夏の風景。僕は露天風呂までを行き来する。

ここは小さな湯の宿。お孫さんだろう、玄関ホールのロビーで遊んでいる、キイキイキャァキャァ楽しそうに。学校帰りなのかも。女の子三人。小学校3年生らしい。三人とも、結んだ髪が長くお尻まで届きそうだ。

そろそろ客が立て込んできた。一階の大広間の宴会は、一人暮らしのお年寄りをお世話して回られる役目に就いておられる方たちの集まり、二階のそれは西瓜生産組合の打ち上げ会らしい。ここらは西瓜の一大産地なのだ。

賑やかになりそう。西瓜生産者になりすませて宴会場に忍び込み、ねじりハチマキ、大騒ぎしてみるという策を思い付いたぞ。

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はてさて、どんな工夫が施されているのやら

2018年07月13日 15時59分52秒 | Weblog

此処へ来る間に、サルスベリの花を幾度か見た。サルスベリの花はやはり夏の花だ。ダンゼン。暑さに負けていない。いかほども負けていない。暑さを赤々になるまで飲み込んでいながら、それで普通に涼しくしている。はてさて、どんな工夫が施されているのやら。植物は過酷な自然界を何億年と生き抜いてきた知恵者。生き抜いてきた時間がニンゲンどもよりはダンゼン長い。でもって、暑がるニンゲンども、フニャフニャになったニンゲンどもを、尻目に見て平然としてござる。

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ふて腐れの腐れを払ってぶらりぶらり

2018年07月13日 14時59分12秒 | Weblog

ふてくされて、ふて寝の朝寝をした。目覚めた後は、ふて腐れの腐れを脱ぎ捨てて、ぶらりドライブに出た。あちこち走り回った。

うどん屋でお昼。今は熊本県熊本市植木町に来ている。ここは湯の町。400円の入浴料を払ってゆったり湯を浴びた。

風呂の番台のオバサンからからかわれる。お一人会かの? と。彼も彼女もおらんのかいの? おらん、と答える。

今日はもう家には帰らない。何処かに宿を取る。

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地上に繋がれているものは、空へ憧れる

2018年07月13日 09時15分28秒 | Weblog

何処までも蔓隠元の意志は伸ぶ 入道雲へわれももうすぐ       薬王華蔵

地上に繋がれているものは、空に憧れる。それは隠元豆も同じだ。巻き付いて巻き付いて這い上がる。伸び上がる。まるでそれが意志ででもあるかのように。わたしに巻き付いている意志の、その先っちょに蠢く蔓は、もうすぐ入道雲に巻き付こうとしている。

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