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一人生まれてきて、一人死んで行ける。一人で此処へやって来て、一人で此処を去って行ける。そう考えるとまた別の見方が出来る。勇気のある人に見えて来る。
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一人生まれてきて、一人死んで行ける。一人で此処へやって来て、一人で此処を去って行ける。そう考えるとまた別の見方が出来る。勇気のある人に見えて来る。
5
独りでいるその「孤独者」とは何者なのだ。好きな人との二人を拒否して泰然としている独り。
その独りというのは何者なのだ。一人でいる「独」とはいったい何者なんだ。
一人でいられる独。そういう彼なら、寧ろたいしたものじゃないか。
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僕にはそんな人、好き好きを言い合う人が居ないからいいようなものの、いる人は、そういうものの見方は嫌だろう。「何が何でも二人は二人」と思い込んでいればいいのだ、熱々の二人は。
3
好きな人と二人居ても一人なのだ、畢竟。では、好きな人と一緒に居ることもない、そういうことになる。いな、だからこそ、二人でいたくなるのかもしれないではないか。
2
独来・独去・独生・独死。ひとり来たって一人去って行く。一人生まれて一人死んで行く。そう考えると寂しい。でもそうなのかもしれない。それを拒めることができるのか。
おはようさんです。市の中央公民館主催の「指先で描くパステル絵描き講座」に行きました。2時間で2枚を描きました。葉書の大きさです。夏場に相応しい画材の、朝顔と金魚をそれぞれ。講師は若い清楚な女の先生でした。この日お出でになる予定だった担当者が、学校の親子面談が入ってそれで都合がつかなくなったので、お弟子さんに当たられる方が見えたようです。参加者は10人ほど。男性はわたし一人。ちょっと居ずらかったけど、ま、老人だから、厚顔をしてお許し頂きました。創作過程が独特でした。園児のように夢中になって、こつこつこつこつ、なんとかこなしました。楽しい時間になりました。
棄てるのは勿体ないので、今日それを暑中見舞いの葉書にして、東京と京都に居る我が娘達に送りました。親煩悩です。幾つになってもどうしているかなあ、元気にしてるかなあ、ご飯は食べているのかなあなどと思います。