ははじま丸は小型船なので、路線バスのようにあっという間に遠さがってしまいます。
ユースホステルのお母さんが小さくなるまで手を振り続けていました。
それに応えるように私たちも「また来るからね!」を大きく手を振りながら・・・。 ははじま丸が二見港に入港、小笠原ユースホステルのヘルパーさんが迎えに来てくださいました。
おがさわら丸が入港日だと人数も多いので、クルマは荷物専用になってしまう。
今回は人が少ないせいか、クルマに乗せてもらえました。
小笠原ユースホステルの玄関。
夏休みの間は連日満室なので、飛び込み宿泊はなかなかできないのです。 小笠原郵便局は5時までだ。
白い建物は小笠原村役場本庁、その左側に郵便局。
郵便局の裏は「新東京支店小笠原集配作業所」。
おがさわら丸が出航する日の朝8時から10時まで「ゆうパック」の窓口も設けるそうです。
郵便局の窓口で出すと追跡は「小笠原郵便局」。
集配作業所だと「新東京支店小笠原集配所」と表示されます。 初めて小笠原に来たのは1997年。
当時は「〒小笠原郵便局」と国に準じたシンプルな看板。
郵政公社時代は赤い「郵便局」マーク。
現在は郵便局株式会社のコーポレートカラーのオレンジ色になっています。
若い局員さんが私の顔を見るなり、会いたがった人を呼んでくれました。
何も言っていないのに、どうしてわかったのかなぁ??すごいテレパシー!?
友人と手話で話しているのを見ていたからでしょうか。
流暢な手話で「●●(私の本名)さんですよね」
「初めてお会いするかと思いますが、この方はヨングク君。8年前に来たおのっち君」と自己紹介、手話が飛び交う郵便局になってしまいました。
彼は手話通訳の経験を持ち、小笠原郵便局に赴任してから10年。
観光で訪ねるろう者の方々が多く、郵便局だけではなく、ガイドさんも手話でスムーズにコミュニケーションができるようになりたいという思いから父島で初めて手話サークルを開催。
ちょうど10年前、彼の率いる手話サークルに初めて参加したことがあります。
そして、8年前は手話サークルのメンバー達と飲み会。
何年かぶりの再会だというのに、覚えてくださったのは本当に嬉しいです。
ありがとうございます。
でも、今回は1泊だけなので、皆さんとゆっくりできなくて名残惜しいなあ・・・。 仕事中お邪魔しました。
小笠原郵便局の皆さんです。
南の島らしくアロハシャツがとても素敵。
うちの職場も夏の間だけ職員もアロハシャツだったら涼しげに見えるかも・・・。 「小笠原郵便局だけでしか買えない、記念切手ありますよ~。ちょっと高いけど、50円切手10枚で900円になります」
「これですか!?2枚下さい!」
ヨングク君もおのっち君も私につられて2枚ずつ買ってくれました。
あれ!?2人とも切手集めてないはずなのに、買ってくれるなんて嬉しい。
2人はちゃんとメッセージを書いていました。
「ジャンプするクジラ、ヤシの木、入道雲、ハイビスカス」いかにも南国らしい風景印。 小笠原郵便局前のポスト。
このポストに投函すると、消印は「新東京」になってしまいます。
「小笠原」の日付印は窓口へどうぞ、といったように注意書きが貼られていました。
ほんのわずかな時間でしたが、よい思い出ありがとうございます。
今度の小笠原は皆さんとゆっくりしたいなと思っています。