東京アイランド

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国鉄で最後の夏・奥多摩へ

2009-08-28 23:34:11 | 奥多摩&檜原

200908290017  suicaの普及に伴い、あまり出番のなくなった国鉄のオレンジカードを利用し、「ホリデーパス券」を購入。
 切符に「カ」と印字されていればオレンジカード、「IC」はsuicaで購入。

 すでに22年前に解体した国鉄のオレンジカードでも現在のJRに継承しているので、使えるということになります。でも、JRとしての収入はゼロかも?

 「ホリデーパス券」は東京都内、東京寄り6県のJR線と、東京モノレール線と東京臨海高速鉄道線全線が土曜日・日曜日、夏休みは2300円で乗り放題。
 切符の地図に載っている各地両端すなわち、木更津~奥多摩や小山~久里浜はほぼ2520円に収まるが、最大距離は成田空港~大月の2940円。
 片道2300円以上なら、この切符がお得になります。しかも乗り放題なので、往復6000円近くかかるところが2300円で済ませてしまう。(発売当日限りなので、日帰り)
 最南端ギリギリから奥多摩に行っても、もう充分はもとが取れるので、今日は珍しくクルマではなく電車で奥多摩へ。
 
 以前までは、東京近郊区間から外れる久留里線の祇園から奥多摩行き、2日有効、自由に途中下車もできたのですが、今年3月ダイヤ改正で千葉県内全線は「東京近郊区間」に含まれるようになり、1日有効、あんなに距離があっても「途中下車前途無効」になってしまいます。
 経由を「京葉・東京・新幹線・品川・山手・中央東・青梅線」といったように、東京から品川間を新幹線に指定すると、東京近郊区間から外れることになるので、2日有効、途中下車もできるようになります。
 でも、その切符を作ってもらうよりも「ホリデーパス」のほうが安いし、気兼ねなく1日乗り放題なので、そっちのほうがお得。

200908290001  東京駅の中央線ホームに出ると、「今度の電車は快速青梅行き」と文字案内板。
 東京から青梅まで1本で連れてくれるなんてラッキー!。
 7、8年前だったか忘れたけど、千葉から奥多摩行き(奥多摩から千葉行き)の110.8キロを3時間かけて疾走する「ホリデー快速」があった。(もちろん、総武快速・青梅特快と同じく主要駅しか停まらない)
 当時はトイレなしのオレンジ色電車なので、千葉から通しで乗る人はいないからと廃止になってしまったみたい。
 でも、私みたいな奥多摩フリークはぶっ通しでも乗りますよ!!

200908290003  青梅駅前。
 高層ビルもなく、のどかな田舎風景。
 うちの住んでいる田舎駅の東口に似ているかも。
 


200908290004
 青梅駅舎。
 昭和レトロの街をモチーフにしているのか、「青梅」の文字も昭和風に。

200908290002_2 
 ホームにつながる地下通路も手描き看板や昭和30年代の駅そば屋が目に入ります。


200908290005
 以前までは蛍光灯の入るタイプでしたが、現在は昭和風にただの駅名票に変わってしまいました。



200908290006_2  
 次第に電車の車窓はこのような風景に。
 毎回ここに来るたびに自分の運転するマイカーだけど、電車だと違う見え方がします。


200908290007  山岳路線の青梅線といっても、運賃が格安になる大都市の「電車特定区間」。
 トンネルが多く、外の景色が見えなければ車内の雰囲気は中央線と変わらず。


200908290008 トンネルから出ると、緑が・・・。
 前の古い電車はモーターのうなる音がすさまじかったのに、新型電車は山を登っているとは思えないほどとても静か。



200908290009  
  晩夏の奥多摩駅。
 空気がカラっと乾いていて、少しは涼しい。
 標高の高いところなので、秋の訪れも早いかな。
 

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小笠原ユースホステル

2009-08-28 00:00:00 | 小笠原

200908270007_2 母島の風景に慣れてしまうと、ここは都会だなあ~と思わせるほどの街並み。
 でも、ここは東京から南へ1000キロ、週1回、25時間半の船旅でしか辿りつけない秘境のはず。

 このあたりの土地代はうちの住んでいる田舎よりも高いですよ。
 父島、母島どちらも下水道完備。うちのところはまだ管理費のかかる浄化槽。

200908270008  小笠原村役場前。
 パイナップルが実っていました。
 小笠原村役場の業務時間は
 午前8時から12時まで、13時30分から17時30分まで。
 昼休みは1時間半、窓口は閉鎖されます。その代わり、内地より1時間も長くなります。
 学校も昼休み1時間20分になっていました。
 アメリカの昼休み1時間半といったような習慣がまだ根付いているかどうか、わかりません。(私の憶測) 
 昼休みが長い分ゆとりを持たせているようです。

200908270009  部屋は海側、廊下や洗面所は山側。
 この風景を見ると、自分の故郷に帰ったような気分になります。
 どうしてかなあ?と思いきや、初めて小笠原に来たときの宿はここでした。
 洗面所からぼんやりこの景色を眺めながら歯を磨いたせいでしょうか。


200908270010  今日は出航前の送別パーティーなので、普段とは違った特別料理が出ます。
 父島で獲れたタコの「タコ焼き」。
 ヘルパーさんが焼いているところをパチリ。

 小笠原ユースホステルのヘルパーさんは6人。
 4年前に来たときのヘルパーさんとは変わっていましたが、小笠原が大好きで半年から1年程度のお仕事でしたら、ここが最適でしょう。

200908270011

 思い出たっぷりの写真たち。



200908270012  父島ごはん。
 ヘルパーさんたちの得意な一品が次々と運ばれてきました。
 今回は父島産ゴーヤーと牛肉炒めでした。



200908270013  最後の日は必ず島寿司が出ます。
 「ん?この人見覚えがあるなあ?」
 「4年前に来たとき一緒だったよね」
 「確かに学校のセンセイだったと言っていたから間違いない」

 「あの・・・4年前、見かけましたが私たち覚えています?」
 「おお~もちろん覚えているよ」と4年前の集合写真まで見せてくれました。
 確かにヨングク君と私の写っている写真だ。
 「毎年毎年、この時期に小笠原にいらしているのですか?」
 「欠かしたことはないけど、毎年だね」

 偶然の再会でした(笑)4年というブランクがあっても、お互いにちゃっかり覚えてくれたのは嬉しい。内地だと、お互いに覚えることはなくきれいに忘れるはずなのに、小笠原マジックかな?

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