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【新刊】ほんとうは怖い沖縄

2010-05-03 00:35:39 | 日記・エッセイ・コラム

201005030009  NDC(日本十進分類法)は幽霊や心霊研究の147。
 こういった類は読み手が惹かれるような空想話にすぎないという理由で取り入れない方針になっているみたいですが、この本は違いました。
 147ではなく、916(実話に基づいた手記、ルポルタージュ、記録)に近いかも。
 この著者は「罰当たり」と罵倒されるのを覚悟で書いた「驚愕」の沖縄案内。
 心霊現象はうそっぱちであると信じないほうなのに、沖縄暮らし13年目にして沖縄で知りえた怖い話の集大成。

 沖縄の海は世界屈指のサンゴ礁、白い砂浜のビーチ。それなのに、ウチーナンチュ(沖縄人)はめったに泳がない。泳ぐ人は内地からやってきたヤマトンチュ。
 沖縄の人は海で泳がないのは何ででしょう?と昔からずっと疑問を抱いていました。

 この本を読めば謎が解けます。

 海の話だけではなく、豊見城(とみぐすく)海軍司令部壕、南部戦跡・糸数壕の話も載っています。

 今まで訪ねたことのある南部の戦跡は

 ・最後の野戦病院の「糸洲の壕」(2006年、糸満市)
 ・豊見城海軍司令部壕(2004年、2006年、豊見城市)、壕内で自決した兵士約4000名。
 ・ひめゆり塔 (2006年、糸満市)
 ・沖縄陸軍病院南風原(はえばる)壕群20号(2009年、南風原町) 定休日のため、入場できず。

 本書に書かれている「糸数の壕」は南城市内で南風原陸軍病院の分室。
 まだ見に行ったことはないですけど、修学旅行の平和学習の場になっているそうです。

 ・南風原陸軍病院跡、糸数の壕の詳しい情報は こちら (沖縄平和ネットワーク)にあります。

コメント (3)
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