(過去5月17日にアップした記事を再掲)
職場の同僚に勧められた場所です。「青ヶ島が好きだよね?市内の秘境って知っている?石塚という場所」と聞かれ、「まいうーの石塚さんのことですかい?」「違うんだってば!市原市内の地名。市内で比較的高い集落地なんだよ。知らなかったの!?行ってみたら感動するかも」
そんな会話を交わして数ヶ月後、ここにやって来ました。
(ここまで)
市原市石塚、23世帯、男30名、女35名 合計65名。
やっと車が1台すれ違うほどの狭い道だが、やっと「石塚」集落にたどり着きました。
(カーナビの標高表示はおよそ180~200メートル)
住宅もまばら、職場の同僚が言っていたとおり、青ヶ島を連想してしまいそうな風景。
郵便ポスト(取り集めは市原支店)はあったが、食料品や日常雑貨品を売っている小さなお店は見当たらず。携帯電話のアンテナはバリバリ3本。
携帯電話の電波は十分だが、インターネットのブロードバンドは来ているのか、地上デジタルの電波は届くか、情報インフラは街と格差はないか気になるところ。 大福山に向かう途中、「大福山林道」の標識。
未舗装の狭い道だろうとイメージしてしまいました。
ここで車を止めて歩いていくか?思いきや、
「大福山展望台まで車で行けます」という補足表示があったので、車でそのまま進入。
舗装された道は車の通り道なので、ここで停めていては通行の妨げになってしまう。
未舗装の道路わきに車を止め、階段を上った。
階段の長さはほぼ200メートル、そんなに長くはなかった。
頂上に看板。
螺旋状の階段をのぼると、そこには360度パノラマの展望台。
わざわざ青ヶ島に行かなくても、近くに似たような風景を堪能できる場所見っけ!!(この写真は青ヶ島の丸山)
でも、このあたりは海がなく、房総半島の内陸部になっています。
大福山の標高292メートルは檜原村数馬の750メートルに比べると大したものではないかと思いますが、千葉県内で高い山があるのはほんのわずか。
檜原村役場周辺の標高は約300メートル、数馬は約750メートル、最も高いのは三頭山の1530メートル。平地が蒸し風呂のような熱帯夜でも、そちらに行ってしまえばエアコンがなくても涼しいに違いない。