青ヶ島が私を呼んでいるような気がして、真っ先に目に留まったのは「日本の島で驚いた」という本。
初めて青ヶ島に訪ねたときの驚きやカルチャーショックも経験しているので、この本もきっと載っているにちがいない?と冒頭ページを開いてみた。
「東京から南に離れること約370キロメートル、伊豆諸島の青ヶ島。そこに着くまでの「驚き」は本文を読んでいただくとして、港に着くと宿の主人が待っていた。迎えを頼んでいないのに。
「よく来たね。さ、乗って」
「ありがとうございます。歩くのは慣れているから、宿まで歩いて行こうと思っていました」
何気ないやり取り・・・のはずが、主人が続いてサラッと放った一言が、僕の目を点にした。
「ダメだよ歩いちゃ。この島の道、いつ崩れるかわからないんだから!」
---いま何でいいました?
これは面白い!!
都道236号線の凄まじい道を動画でご覧になると理解できると思います。(撮影日は2007年7月下旬)
利島、御蔵島、青ヶ島。
「日本3大・予定とおりに船が着かない島」と表現。
まあ、確かにその通りです。
同じ東京都内にありながら、なかなかたどり着かかないみたいですけど、この季節なら安定した就航になりそうです。
「日本の島で驚いた」
著者:カベルナリア吉田
出版 : 交通新聞社
ISBN : 978-4-330-15410-7
発刊年月 : 2010年7月
定価:1500円+税