マグロ丼。八丈島の島寿司と同じく、酢飯に島ダレで漬けた天然のマグロを乗せています。酢加減もちょうどよく、まるで料亭の味。御飯に使われているお米も高級ブランドが使われているようで、ものすごく美味しいです。
それなのに、ワンコイン(500円)でいいですかいっ!?800円~1000円が妥当かも・・・。
青ヶ島小中学校の大人気メニューのマグロ唐揚げ。
衣もちょうどよい味に仕上がっています。どうやって作るか、秘伝レシピを教えてもらいたいな~。
青ヶ島のマグロを味わうと、スーパーで売られているものはもう食べられなくなってしまいます。
島男たちがひんぎゃの塩で焼いてくれた、クジラヨの塩焼き。
クジラヨは内地では滅多に食べられないものなので、とても珍しいです。
食べてみると、激流の黒潮を泳ぎ回ったのか、ふか~い潮の匂いがプンプン。青ヶ島では「めちゃ臭い魚」と言われているみたいですが、いったん焼いてしまえばそんなにおいはしませんでした。
最後に紹介するのは、和牛ステーキ。青ヶ島ブースで出されるグルメだからと深く考えずに注文してしまいましたが、これは
青ヶ島の郷土料理ではない!!
青ヶ島の和牛だからといっても、地元の人たちは食べないものなんですよ!!
これを見たときに、一瞬・・・・青ヶ島で出会った可愛い牛ちゃんをよぎってしまいました。
可愛い牛ちゃんをこんな姿に変えてしまうなんて・・・。青ヶ島の牛さんはもう食べられなくなってしまいました。
買わなくてよかった、本当にごめんなさい!と合掌し、いただきました。焼き方はミディアムで、ひんぎゃの塩加減もちょうど良いです。
飼い主さんにとって牛さんは自分の子供のようなもの、大きくなったら、どんな思いで内地送りをしているでしょうか・・・。
のどかな自然環境で悠々と育てられた牛さん。ある日突然、貨物船に乗せられ、食肉市場へ。自分はどんな運命になるか、道中は恐怖におののいたに違いない。
ここは竹芝出張所なので、青ヶ島の和牛として提供しているようですが、青ヶ島の牛さんはもう2度と食べることはないでしょう。(と言いつつも、他のところで生産された牛さんは食べてしまいます)