8月4日11時半頃、和室のテレビでオリンピック観戦していた父。
和室外の窓下に庭いじりの農具棚が置かれています。
1羽のキジバトちゃまが農具棚の上に乗り、部屋をのぞきこむように見ていました。
寝ながらテレビを見ていた父がキジバトちゃまに見られているのにビックリ!!
どうやら、我が家のキジバトちゃまは家の中まで覗きこむまで慣れてきたようです。
もしかすると、どんなに鳴いてもなかなか来てくれない、ろう者の家だとわかっているでしょうか。鳴いてもなかなか相手にしてくれないので、鳴かずに姿を見せに来ているかも知れません。
キジバトちゃまの最長寿命は17年くらいだと思いましたが、今日テレビで35年と言っていました。
この先ずっと放し飼いのペットとして面倒を見なければならないと思います。くれぐれもカラスや野良猫とかに襲われないように・・・。
(ここは青ヶ島ではありません)
青ヶ島のお友達から写真付きのメールが届きました。
こんなによいお天気になっています。それなのに、7月31日からず~っと欠航。
台風が遠くなる8月4日に貨物船と還住丸が就航しそうだと予想していましたが、今度は小笠原のはるか南で台風11号発生。
進路は北上ではなく、西に進んでいるというのに、三宝港のライブカメラでチェックすると波が少しかぶっていました。この状態だと欠航。
今日で欠航5日目、そろそろ食材とか船が来て欲しい頃だというのに、大丈夫ですかねぇ・・・?(年に4、5回船が来ていた昭和30年代に比べるとマジなほう)
手で持ち運べるような手紙や封筒、レターパックはヘリコプター。箱状のゆうパックだと還住丸しか積めないので、今頃の八丈島・三根集配センターの倉庫では、段ボールだらけになっているかも??
あまりにも溜め過ぎると臨時のゆうパック専用のヘリが飛ぶこともありますが、今回はどうなんだろうね~。
貨物船は明日の朝決めだそうです。貨物船にゆうパックを積んではならないという取り決めがあるみたいですが、荷物を心待ちしている島民たちがたくさんいらっしゃるみたいなので、動いていたら特別に積んでもらえたらいいな。
日本郵便とクロネコヤマトの2社のみ、伊豆諸島や小笠原宛でも離島特別料金がかからず、都内と同一料金です。
晴れていて、夏らしいお天気が続いているのに、人の出入りは細々と1日1便のヘリコプターのみ。予約開始受付時は20人くらい(?)が繋がなければ立て続けにリダイヤルし、1本の電話回線で9個の椅子を狙う席取りゲームに匹敵するほどバドルの戦い。戦いに敗れると、キャンセル待ちになりますが、これも順番。1番なら、キャンセル待ちが取れる確率が高そう、数字が多ければ期待薄。
そんなバドルに参加したくなければ、やはり、予約なしで乗れる船。これもちゃんと動いてもらわないと不便です。
次に還住丸が来るのは、8日ぶりの8月7日(火)になりそう。(あくまでも私の予想)
新島は世界的にも珍しいコーガ石の採取地であり、溶かすと透明感のあるオリーブ色のガラスになります。
新島村は地域文化の育成と観光振興を図るため、1988年から「新島ガラスアートセンター」を運営しています。 島に訪ねた観光客でも楽しめるような、ガラス工芸教室があるので、事前に予約を申し込みました。
コップ制作は高校生以上、手形制作はちょうど幼児から。小さな手形を取り、ガラスになって永遠に残せるようになっています。
島のあちこち、モヤイ像などの石像が見られるのは、コーガ石が採取地になっているからでしょう。あの石像がガラスの原石なんて誰も思っていないかも・・・。 スタッフさんは若い男性の方でした。ゲストがろう者だということは初めてだったらしく、「両手でコップを作りながら、説明しなければならないのですが、大丈夫なんでしょうか」とのこと。
手話通訳ができる友人がいても、何でも通訳任せにするのではなく、筆談するなりしてコミュニケーションを図るのが私のポリシー。
筆談しながら説明するのはちょっと大変そうだと思い、友人に「説明を通訳してもらっていいですか~」と確認。心地よく引き受けてくれましたので、手話通訳をお願いしてしまいました。
最初は通訳付きだったのに、スタッフはコミュニケーション能力が高い。
「吹いてください」、「もう少し足りないですね、もっと強く」「横にゆっくり振ってください」、「コップの口を大きく開けますね」と、身振りで説明してくれたので、通訳がなくても大丈夫でした。
吹き矢のような棒の先っぽにコーガ石を溶かしたものを巻きつけ、回しながら十分熱しておきます。 笛の感覚で吹きます。大きなグラスを希望していれば、何回も吹かされます。
少し膨らんできたら、また炉の中へ。
ガラスが溶けている状態なので、回しながら工具を使ってコップの口を大きく開けます。
コップってどうやって作るんだろうか?とずっと疑問を抱いていたのですが、これで謎解きができました!!
出来上がった直後、常温のところに置くと急激な温度差で割れてしまうこともありますので、高温から徐々に冷めておくオーブンのようなところで一晩寝かせることになっています。
コップの受け取りは24時間後になります。もし、間に合わない場合は着払いで送ってもらえます。
SOクンの手形は・・・・砂がすごく苦手のようなので、なかなか制作に至らず・・・。
ガラスは永遠に残せるものなので、2歳のときの手の大きさや、パパとママそしておじさんたちと新島へ行ったという思い出を残せず、ちょっと残念
自分で作った世界でただ1つしかない、マイグラスは新島産。普通のグラスで飲むよりも、こっちのほうが断然美味しくなります!!
新島の思い出を持ち帰ることができました。丁寧に作り方を説明してくださった、若い男性のスタッフさん、ありがとうございますっ!!