只見線を旅したのはゴールテンウィーク後半の5月5日。早くも1ケ月経とうとしているのに、まだまだ只見線は続きます。
東京駅発10時24分の新幹線で長野、飯山線全線、上越線、只見線・・・でおよそ6時間乗りっぱなし。上越新幹線で浦佐に向かう予定でしたが、14時28分只見に着いてしまう。地図を見たところ、只見は本当に何もないところなので、どうやってひまをつぶすか模索したところ、友人からの提案。「飯山線回りにして、只見線に接続できるかどうか」と。時刻帳で調べてみたところ、ちょうどチェックイン時刻の18時28分に着きます。友人は私の考えたプランを補うのがうまい。
JRは遠くなれば遠くなるほどキロあたりの単価が安くなる「遠距離逓減制」を採用しているので、同じ経路にならないように一筆書きルートで旅行するのが好き。飯田線の旅も、東京から東海道新幹線経由で豊橋、飯田、辰野、中央本線で再び東京へ。今回も長野経由飯山線、只見線、会津若松、磐越西線、東北新幹線で東京へ。経路が重なる駅で打ち切りし、連続乗車券発行。
かなり変なルートなので、みどりの窓口駅員さん泣かせなんですが、これも要求通りに的確に発券するのが仕事。複雑な経路を書かれたメモを見ながら「発券できません」というような駅員さんは失格!!JR北海道東京支店の若い女性係員は臆せず颯爽と操作。「長野の次は、飯山線とメモに書かれていますが、信越経由でよいですか?」「はい」「越後川口までつながっていますが、小出までは上越線?」と画面を見せてくれながら確認。経路を調べたりしてもっと時間がかかるかと思ったら、ベテランなので、すぐ発券!!JR北海道の社員だというのに、東京に出張しているのか東日本管内を熟知。
テレビで素晴らしい景観が続く特番で何度か見かけました。このような景色をタダで見られるから「只見」といったようなダジャレも。
5月上旬はまだ新緑ではありませんが、今の季節(6月)なら新緑が映えて美しい世界になっているかと思われます。
小出から46.8キロ、先頭車のキハ40 559。
長門市-厚狭間の美祢線も同じく46キロ。現在のキハ120は新しくてパワーがあるため、1時間ちょっと。キハ120の前は只見線と同じキハ40でした。所要時間は1時間半くらいだったと記憶しています。ここでも1時間半近くかかったので、エンジンの仕事量はほぼ同じくらいかな。
キハ47 1129。本当にお疲れ様。ここまでキハ40に引っ張られてきましたが、今度はキハ47が運転席になり、となりのキハ40に動力を伝達します。
只見駅POS。オンライン回線ではないので、端末に新しいバージョンをダウンロードしていなければ柿ノ木から田子倉まで発券できそうな気がする。
(柿ノ木は通年止まらない臨時駅に格下げ、田子倉は今年3月で廃駅)