念願だった、只見駅。テレビで何度か見ましたが、降り立ったのは初めてです。18時28分に着いたディーゼルカーは休む暇もなく、その日の最終、18時35分発小出行き。
何もない田舎の駅は民間委託や商店を切符売場を兼ねた簡易委託とかほとんどだというのに、只見駅はJR東日本正職員が配置する直営駅。
1日4本しかなく、発着時間外だとすごく暇を持て余しているかも?
私たちはしばらくホームに留まり、改札口の駅員さんには乗車券を見せていません。
駅員さんは改札ではなく、線路の手前でお見送りとして手を振っていました。こいつらは何もない只見までやってくる、変わっている人だから、きちんと有効な切符は持っているはずだ。わざわざ拝見というほどでもないなと思っていたようです。「只見」の文字が入った下車印を押してもらえず。
これも、わが故郷の、郷愁誘う汽車の音。長門二見を出ると、1両のワンマンカーがたんだん音が小さくなってしまいます。動画の位置は4分30秒あたり。只見線と全くおなじキハ40。