市内で行きつけになってしまった、最もおいしい「鮨八」さん。通年メニュー、季節ごとのメニュー、手書きの本日お勧めメニューの3本立て。本日のお勧めに「いかのポン酢かけ」が出ていたので、オーダ。
ここに来ると必ず頼んでしまう、「えび天巻き」。私の大大大好物です。
メニューには書かれていなかったので、あれって、何と言うメニューでしたっけ??となかなか思い出せず、適当に「マグロ天巻き」と書いて頼むと、通じました。マグロ天巻きだとすると、マグロを天ぷらにして、巻きずしにしてしまいます。これはネギトロを巻き寿司にして、天ぷらにしたものなので、正式名称は「天ぷらネギトロ巻」。でたらめに書いても、話がわかる寿司屋は素晴らしい!!
お腹がいっぱいになったので、「終わり~!!」とジェスチャーで握っていた職人さんに伝えると、「あっ!あと1品、頼まれたものがまだなんです」と私の書いたメモに「あなきゅう巻」に指差し。「しばらくしたら運ばれるので、待っていてくださいね~」お腹が減ったときにあれこれ頼んでしまったので、満腹になり忘れた頃にやってくるなんて・・・。オーダーを受けてから芸術的に作るので、時間がかなりかかったらしい。この季節、テイクアウトを頼むのはちょっと難しい。無理やり平らげてしまいましたが、ここのお寿司屋さんは本当に美味しいです!! ここの「鮨八」さんは次々と新製品を開発しているみたいだけど、今度は、青ヶ島熱狂マニア向けに「島寿司」を開発してくれないかな。島寿司の特徴は、いろんなネタを醤油漬けにして、ワサビの代わりに「からし」を使用。島では、ワサビの生育に適した清水が湧き出るところがない(といっても、神津島、御蔵島は湧き出ているが栽培に適したところではない)ので、ワサビの代わりに「からし」を使われているようです。写真は青ヶ島のアジサイ荘で出された島寿司。11貫。ご主人が「寿司のお代わりあるよ、何個欲しい?」「あと5貫が欲しいです」「5貫なんて、半端な数じゃねーか!!」とお皿まるごと握ったものが運ばれました。1人で2人前。そう、青ヶ島は細々としたことは好まずに、どかーんと太っ腹。
(2007年8月27日記事より転記)
「人に偶数で出すのは失礼千万、3、5、7、11で出すようにすること。ただし、9は「苦」を連想してしまうため、除く。これが日本人としてのしきたり」と母が言っていたとおり、お寿司も11カンでした。
普通なら醤油をかけるのですが、このネタはあらかじめ醤油に漬けてあるものなので、そのままでも美味しい。
とても美味しくてあっという間に平らげてしまい、追加5カンくださいとお願いしたにも係わらず、よく食べる人だなと間違われたのか11カンもおかわりが来ました・・・。(笑)
「私の体型のせいで11カンも来たのかな」と思いきや、noriさんいわく「5カンをお願いしたら、旦那が半端な数で出せるもんか!とのこと」
今度の青ヶ島で、久しぶりに島寿司をいただきたいです!!ご主人や女将さんは私のこと覚えているかな?ビジネス客が多いさなか、仕事でもないのに何もない青ヶ島に何度も来る、すごく変わっている人としてマークされているので、きっと覚えているかも。(笑)
実際、宿泊した人に「青ヶ島へ何にし来たんですか?」と聞いても、「私は都の職員で、仕事で来ました」とか、「選挙の応援で来ています」というビジネス関係者が多い・・・。