只見と別府、交互しながらアップします。前回は只見なので、今日は別府。5月に旅行したというのに、エンドレス。
次の候補地はもう決定。日本一秘境駅に輝いている小幌駅。「北の無人駅から」という本のトップページは小幌駅。秘境駅に関する本は必ずトップページに小幌駅が載っているので、にわかに小幌駅ファンが増えています。小幌の木造待合室に住み着いてしまった男を「小幌の仙人」として小幌駅ファンの間では親しまれていました。JR北海道も待合室を自宅の代わりに使うなんて困ると思っていましたが・・・その仙人が冬季の間はホームを除雪してくれるので、どうぞ自宅代わりに使ってくださいと黙認。さらに生活に必要な水を山から敷くとかそういったこともあったそうです。その仙人いわく、小幌駅に好奇心を抱く人間のほうがよっぽど怖いとのこと。思いがけない場所に人がいるっ!!と向こうがビックリするからこっちもビックリする。しかし・・・長年の仙人生活が祟ったのか・・・救急車が入れない秘境なので、ドクターヘリを手配。長万部の病院に運ばれたときはすでに手遅れ。末期がんで手の施しようがなかったとのこと。仙人の暮らしていた待合室はきれいに撤去してしまい、今は更地になっているそうです。経営が成り立たない利用客ゼロの小幌駅を廃止したいところだが、もはや全国的に有名になり、マニアでもなくても観光客がわざわざ小幌に降りてくれるので、廃止にせず現在に至っています。小幌の事情を知らない運転士さんも差し替え式の「乗務行路表」に従い、指差し呼称しながら停車。九州・別府の話を書こうと思っていたのに、北海道!?
晴海さんの部屋はすべてオージャンビュー。廊下はもちろん山側なので、このような光景が見られます。
最寄り駅は別府大学駅から700メートル。徒歩10分くらいかな。今回はレンタカーですが、JR利用者でも歩いて行ける距離だと思います。右に行けば、地獄巡りの最寄り、亀川駅。
昨夜の夕食会場とは別の場所ですが、ちゃんと連絡が行き届いているようで、夕食とは違う係員でも、筆談で用意。
スタッフ同士の引継ぎを徹底しているようで感心。
サザエの殻まるごと入っているお味噌汁にビックリしましたが、朝食の中身もかなり豪勢。
本当にご馳走様。今度別府に来るチャンスがあれば、今回と同じ宿の晴海さんにしたいな~。お部屋も広くて、眼下に広がる別府湾も爽やか。