2010(平成22)年からお正月の定番行事になってしまいました。年明け最初に泊まる宿は、新鮮な海の幸をたらふく味わえる「政右ヱ門」さん。
5回目のリピーターになってしまいました。ネット予約の「じゃらん」を見ていると、夕食★5点満点、総合★4.9点は頷けます。
海の幸なら、千倉町の「政右ヱ門」さん。山の幸なら、檜原村「山城」さんと天空の宿、「やまなか」さん(青梅市御岳山)。
奥多摩・檜原エリアに行くのに首都高速の渋滞がなければ、片道3時間。「政右ヱ門」さんへは、片道1時間半、距離も半分です。 午後3時半頃出発し、午後4時45分頃到着。
この頃になると、4時半になると真っ暗になる12月に比べると、日が長くなりました。
海に近い、部屋からの眺めです。
千倉町は「海と花と太陽」の町なので、早春の季節になると、「花料理」がふるまわれるそうです。
着席して、最初のお料理たち。
しばらくすると、お刺身が運ばれてきました。前回はヒラメの刺身だったというのに、今回はカサゴ。
房州海老(伊勢海老)がまだ生きていました。
苦しそうに口(?)を動かしています。
刺身になっても、まだ動いている房州海老に対面。
切り裂いても、まだ生きているなんて、苦しかったでしょうね。本当にごめんなさいと合掌しながら、美味しくいただきました。
伊勢海老の漁獲高日本一は千葉県。ここで獲れた伊勢海老を「房州海老」にしようと宣伝中。
あまり知られていませんが、青ヶ島も伊勢海老が獲れるそうです。
3回目の青ヶ島(2002年)の夏、浜遊びのときに撮影。
揚げたてのキスと鯨の天ぷら。
早春限定の「キンセンカ」の天ぷら。
食用のため、無農薬のが使われています。 ドックおじさん(父)が酔っ払い、オーナーさんに手話で話しかけてしまいました。
オーナーさんはもちろん手話を理解できるわけではありません。
そこで私がメモで筆記通訳。
「サザエのなめらかなものはメスで、角が出ていれば、オス」
オーナーさん「関東では、サザエに角が出ていれば、見栄えもよく、高級な食材とされています。しかし、関西では、角が出ていなけば、高級なんです。オスとメスの見分け方は、サザエのワタを見て、産卵期に緑色をしていれば、メス。白はオス。その他の季節は灰色」とのことでした。
その翌朝、ちょうどテレビでサザエのことが取り上げられていました。「サザエに角が生えてくるのは、サザエの敵がたくさんいるところ。ツルンになっていれば、サザエの敵がいないところです」
アワビは、オスかメスの見分けができますが、サザエだけは中身を取り出さないとわからないそうです。
最後にデザートが出ました。
これもすごく美味しいです。
本当にごちそうさまでした~!!
ビデオも撮ってありますので、いつか動画をアップしたいと思います。