今回ブラジル・ビサの発行調査も兼ねコロンビア来たのだが、ブラジル大使館は英語が通じない。日本大使館の参事官さんに調査依頼し、日本大使館を訪ねた。予約したのだがオフィスに入るのが非常に厳重で驚いた。メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、アルゼンチンのそれと余りにも違いすぎた。大使館は大きなビルの9階だが、1階の受付で記載書類に記入、指紋を登録して持ち物検査、指紋をチェックしてエレベーターに。9階で室内に入るのにボディーチェックしてからガラス越しの受付嬢に要件を告げて許可される。問い合わせていたブラジルの入国ビサについては調べて頂いており、取得出来ることを確認できた。この国の危険情報など具体的に親切に教えて頂き対応も丁寧で好感度抜群、感謝の念で一杯だった。一つだけ危惧したことは大使館員が外に出て活動することが出来るだろうか、ということだった。
郊外50キロ、バスで1時間強のシパキラは岩塩洞窟の街、地下120mの壕に広い岩塩教会があり、ヘルメットをつけたガイドと巡る。巨大な十字架、礼拝堂、多くの塩の彫像があった。信者たちには地底と言う荘厳さが堪らない教会だろうと見受けた。
コロンビアは緑に囲まれた農業国で水も豊富な大国、観光にはまだまだ開発の余地がある。南米特有の貧富の差を克服すれば指導者次第で国の発展、成長は無限だろうと思った。自悠人