アメリカに出かける前日、和菓子の紀の国屋で最中(もなか)とおこじゅ(どら焼きのようなお饅頭)を買った。最中は美江子さんへのお土産だ。美江子さんはコロラド在住の友人だが新聞によく登場する人で宮澤レーン事件の宮澤君の実妹、国立にも住んだことがあり、紀の国屋の餅入り最中が大好物、喜ばせてあげようと箱入りを準備した。ついでに我々夫婦も成田空港での待ち時間に食べようとおこじゅを3つ買った。しかし食べたい欲求を抑えきれず出発前夜筆者が1つ口に入れると…餡の中から尖ったものが!!!慌てて吐き出したが危うく喉を直撃するところだった。玄米を食べている関係上筆者は食べ物を30回は噛むので事故を免れたが、長さ2.5cm、す~っと飲み込むには長過ぎ、安全にひかかるには短く、丁度突き刺さる長さと形だ。30回噛む筆者と異なり、3回噛むか噛まぬかの早飯自慢の夫だったら間違いなく喉に突き刺さったことだろう。竹串の先端を刃物で削ったような鋭利な裂け目は写真では下側になりよく見えないだろうが植物の茎のようにも見える。出発前夜ではなく予定通り成田で夫が食べていたなら、救急車で運ばれ新聞種になったかも。その後も大変だったろう。今回のアメリカ行きはコロラド州とオハイオ州の2州にまたがり、多くの会合や行事の予定がビッシリだった。会合欠席連絡や問題収拾に困惑したことだろう。無事2州を訪問、多くの人に会い、多様な体験をし、帰国出来て幸いだった。なお、美江子さんに夫がこの異物混入事件を話した時美江子さんは最中を食べるのを止め、残りを息子のお嫁さんにプレゼント。オットット、なんて仲良し!?(彩の渦輪)