場面:アラスカをバックパック中、日本の家族の病気の知らせ。急いで飛行機の切符を夜中にネットで手配、Credit Cardで購入。すぐに銀行から「この金額の買物をしましたか?間違いなら電話してください」のメールが来た。Purchase Alertといい、海外でのCredit Card使用や高価な引き落としにはすぐ警告が来るセキュリティー・システムだ。約束の値段より異常に高い請求書だったが夜中で電話不可能、翌朝空港のアメリカン航空のチェックインカウンターへ。間違い請求書はこの会社なので電話を頼もうと試みた。
A 「すみません、今乗るこの飛行機のこの請求書、異常ですが、このカウンターの後ろのオフィスに ちょっと助けの電話してくれる人いません か。この会社の請求書ですし、飛行機に乗ってしまえば電話出来ませんので」
カウンターの女性 「それは私の問題ではありません。乗り換え空港で電話したらどうですか?」
問題記述: 分業が発達し、請求書の発送部署と支払金受領部署が異なり、社員も常に入れ変わる国、アメリカではこの言葉を聞くことが多い。間違い請求書を認めても一応払わせ、2、3か月後にクレディットとして振り込まれればいいほうだ。最終的には個人の問題だろうが、良い人に会えばラッキー、Aはシカゴで親切な人に電話してもらえた。
さて
場面:日本の現状。安保法制、マイナンバー制度を利用した詐欺、原発Etc.エトセトラ。
問題記述:「それは私の問題ではない!」と言っては済まされない問題が多くなった。「私に出来ることは何でしょう?」が今、必要な言葉でしょうね。(彩の渦輪)