地球の反対側で会って以来小川地球村塾の常連、T氏はサックス演奏者
「事実は小説よりも奇なり」と言われるが誰しも体験があるだろう。人と人は見えない糸で繋がっていると思わざるを得ない事件がままある。人生行路はある時重なり合い、交友範囲が拡大し、生きる楽しみも増える。覚えている範囲の珍遇、奇遇を紹介しよう。
南米パラグァイでまさかの人に会った!
我が家から歩いて10分のところに住居のあるT氏にパラグァイの1ホテルで会ったのだ。彼は20年来途上国の土木建設に携わった人だが、ご近所でも多分人生航路が交わることはなかったであろう人だ。近所だが交際の無かった人に地球の反対側で会ったのは奇遇以外の何ものでもないだろう。T氏は今では小川地球村塾の貴重な存在だ。
鳥取県から上京したばかりで信濃町で研修期間を過ごしていた甥と新宿の繁華街でばったり出会った。私たちは甥が東京に居ることは知らなかったが妻が彼を見付けて「シンチャン」と呼んだ。彼はシンチャンではなくシンチャンの弟だった。なのに振り返った!お互いの驚き!兄貴の名前に振り向いたのは兄弟のテレパシーか。奇遇珍遇は海外の旅でも起こりうる。上にあげたT氏の例以外に陽子さん、佳子さんとはオーストリアで3回会ったが、何の打ち合わせもなく、だった。会うべくして会った必然的偶然であろう。(自悠人)