あけぼの

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思想の違いなんのその、建設的意見交換定着、小川地球村塾

2015-10-22 16:04:22 | 旅行記、多文化教育、国際

晴れ渡った去る日曜日、小川地球村塾に集まった村民40名。異文化背景のお客は3人、英語、スペイン語、中国語が飛び交い、フランス語の歌に感動、東大Jazz Junk Workshop部、愛されバンマスのチャッピーこと、賈 宗也君のトロンボーン演奏もPartyに新風を吹き込んだ。アコーディオンもオカリナもあり、琴の曲、「春の海」を筆者がピアノで、はたまた地球村塾クヮルテット、「長崎の鐘」も出た。アート部門では鎌倉彫、墨絵、油絵、トールペイント、洗濯屋さんのハンガーに絵を描いた楽しい水彩画、等を見せて頂き、草野心平作の「夜の中に沈もうとする富士山」の詩朗読もあった。音楽やアートのプレゼンテーションのない人はスピーチだったが、「とってもInspireされました!」。特別支援学校高等部の先生の愛情溢れる教育実践に多くが感銘を受け、「The Messages from Mt. Fuji」というタイトルで、富士山麗や富士五湖近辺に散乱する紙屑、空き缶、ペットボトル等についてのプレゼンも真剣に受け止められた。恒例のスキットでは、「不安じゃない?マイナンバー」というテーマで多角的な見地から熱心な問題提起が。アメリカ籍で日本にも住居があるKさんがSocial Security Numberや日本のMy Numberの問題点を説明、Q&A, Q&A、Opinion, Opinion,…と盛り上がり、「詐欺業界が張り切ってActive に動き出した!」や「国の意図と異なる使い方をされるのが心配」等、活発な討論のあと、参加者は自分の意見を構築出来た様子だった。参加者の1人が述べられたが、「思想が異なっても安心して喋れる雰囲気が定着しつつあると思います」は嬉しいコメントだった。そう、右も左もなくリラックスして発言してくださっているように感じた。「会が終わっても帰りたくなかった」、という声が沢山届きましたが、ホント、二次会出席が大変多かった。我々夫婦の地球千鳥足PPTは上映できなかったけれど、皆さんの発表と交流が十分出来て何より、と思った次第だ。

 Potluck(持ち寄り)料理、デザート、スイートの美味しかったこと!家庭科の先生手作りのおせんべい、本場インドカレー、ブータン料理、栗おこわ、トマト・ピクルスEtc.と多文化料理が並んだ。持ち寄りを一緒に頂くことも大いに親睦に貢献するようです。(彩の渦輪)