お帰りなさいYoshi君!予定を早めてのご帰国、「きっと朗報だ!」と想像したがやはりそうだった。本職のアナウンサーに復帰されたのだ。1年前歓送会に集まった仲間に呼びかけ歓迎会を開催したかったが、筆者も夫も病気あがりと知ると、「そちらに行きます!」とすぐに飛んで来てくださったので、近くのお方だけ呼び掛けご活動を聞かせて頂いた。パナマ運河近くのゴミ回収所でのボランティア活動は求めても得られない体験だ。シウダー・デル・サベールではゴミ分別の意識が高いがその地域を一歩出るとゴミ分別の概念は無く何もかも一緒、ゴミをゴミ箱へという意識も低く、街中にゴミがどんどん捨てられるので雨季には排水溝が詰まり道が冠水する;車のナンバー・プレートは毎年変えなければならないので結構なゴミになる、Etc. ゴミにまつわる貴重なご体験を色々伺った。「幼稚園や小学校で最低限の廃棄物処理教育(①ゴミは分別して②ゴミ箱へ入れよう)が必要だけど、ゴミ分別が制度化されるにはウン十年かかるでしょう」、と同席のM氏と頷き合った。ゴミ分別指導には「機いまだ熟せず」だったが、廃油の再利用を指導、廃油で石鹸を作って見せた功績は大きい。折り紙教室もやったが、四角な折紙を折って三角を作ることが出来ない話は微笑ましい。日本の子どもは保育園や幼稚園で習うので出来るが文化の違いだろう。出発前のM氏のプレゼント、革細工製品はパナマ中の誰1人見たことが無く、特にキノコ型のレザー・ストラップが「材料は何?木ですか?」と珍しがられ、話題を提供し異文化交流に役立ったようだ。パナマに出かけられる前、餞の言葉に「人生は決断の総和」と申し上げたが、決断力は太鼓判です。1日1日をベストを尽くして生きるYoshi君へ、「体験こそ財産なり」。Buena Suerte!(彩の渦輪)