夜12時に目覚めたら、「今夜の日本の歌・心の歌、郷愁のメロディーは高木東六さん」とラジオが予告し、期待で3時まで目はパッチリ。鳥取県米子市出身の東六さんはパリにも留学した天才的な作曲家、ピアニストとしても凄い。102歳まで現役で生き、昨8月25日が命日だったそうだ。作曲2000曲とか、昨夜は「水色のワルツ」(二葉あき子歌、高木東六ピアノ演奏)で始まった。この曲は筆者もピアノ発表会で水色のドレスで演奏したことがあるが、東六さんの演奏はまるで違いTerrific !!! 筆者の好きな岡本敦郎が歌う「美しい乙女」、池真理子が歌う「丘の小さな青い屋根」、美空ひばりが歌うラジオ歌謡「あまんじゃくの歌」、越路吹雪の歌う「二人のワルツ」、芦野宏が歌う「プンプンポルカ」等。腰越満美の「唐人お吉のアリア」はオペラからだそうだが何とも凄い声量の持ち主だ。東六さんが一番好きだったという「ニコライの鐘」は日本女声合唱団が歌い東六さんのピアノ演奏。ちなみに東六さんの父上は神父さんだったそうだ。クラシック、シャンソン、ラジオ歌謡等、変化に富んだジャンル、メロディーを超一流歌手の歌で聞き、思いがけず深夜に珠玉のひとときを頂いた。(彩の渦輪)