あけぼの

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母校の高校生、米国短期留学報告II

2018-12-07 08:48:47 | 講演・アート・音楽・スピーチ

 母校米東からアメリカ短期留学し、我が家の秋のPartyにも来て英語でプレゼンテーションしてくれた万智ちゃんの留学報告もご紹介しよう。 ご夫妻へ:前略ご免ください。 このたびは奨学金という形で、私たちのボストン語学研修をご支援くださり、誠にありがとうございました。様々な国の人と交流するなかで、自分とは何か、日本人とは何か見つめなおしました。大きくカルチャーショックを受ける機会もありました。そこで、私が体験したことを1つここにご報告いたします。研修中、コミュニケーションの授業があり、お題にそったことがらを次々と発信するというゲームをしました。“Country”というお題のとき、共に授業を受けていた台湾の男の子が、“Taiwan”と言うと、中国の女の子が「台湾は国じゃない、中国の一部だ!」と言い、口論になりました。それもお互いにものすごい剣幕で。その子たちは二人とも12歳だと言っていました。私は「小学生くらいの子でも対外関係に興味を持っているのか。それに、自分の国が好きだというのを明言している。」と日本では見られない光景に非常に驚きました。 私はご夫妻と面会した時に、「外交官になりたい。」と述べた者ですが、今は悩んでいます。医者にもなりたいのです。どちらになろうとも、コミュニケーションの力や多様な人々や文化への理解は必要不可欠ですから、さらに視野を広げ、感性を磨き、将来国際的に人の役に立つ、誰かを助けられる仕事をしたいと思っております。機会があればお宅に伺い、いろんな世界のお話をお聞かせ願いたいです。本当にお世話になりました。」  つい最近まで中学生だった高校一年生の万智ちゃんが、「将来国際的に人の役に立つ、誰かを助けられる仕事をしたい」と言うのに感動している。(彩の渦輪)写真:Partyで、英語で留学報告している万智ちゃん