大山(鳥取県)と同じ高さのバトゥール山
インドネシアの島々の中でも飛切り長閑で美しいバリ島へ、そのまた近くのレンボガン島へと、ヒーリング・リゾートというキャッチフレーズに惹かれ、短期間娘と出かけた。「暫くは海外より日本の温泉へ」とマグロの回遊に釘をさした娘だったが、筆者がストレス・マグロになっているだろうと、荷物持ち係で同行してくれたのだった。
ブサキ寺院はバリ最高峰のアグン山麗にあり「母なる寺」と呼ばれるバリ・ヒンドゥー教の総本山だ。バリ島には特にヒンドゥー教の寺院が多く、大小30もの寺が集まる集合寺院がブサキ寺院だ。インドはマドライでヴィシュヌのお神輿を担いだ賑やかな祭礼に参加したことを思い出しつつ、輝く顔、顔に混じり参拝。ブサキ寺院の北西、カルデラ湖が望めるバトゥール山 (1717m) へ娘が登ると言う。鳥取県の大山 (1713m)とほぼ同じ高さなので賛成し、筆者は緑の多い田園地帯ウブドゥを歩いた。緑一色に覆われた水田に並ぶアヒルの行列には思わず微笑が。娘が小学校の頃の綽名は「ガーコ」、アヒルのようにお尻を突きだして歩き、ガーガーと煩い女の子だったが、そのガーコは今、母のストレス解消のため荷物持ちでやってきて、ついでに、幼い頃登った大山-母の郷里の山-を思い出しつつ、くねくねとした山道を登っているのだ、と想像して。続く(彩の渦輪)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます