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あけぼの

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「それは私の問題ではない!」Or「私に出来ることはなんでしょう?」

2015-10-08 09:24:50 | 旅行記、多文化教育、国際

 場面:アラスカをバックパック中、日本の家族の病気の知らせ。急いで飛行機の切符を夜中にネットで手配、Credit Cardで購入。すぐに銀行から「この金額の買物をしましたか?間違いなら電話してください」のメールが来た。Purchase Alertといい、海外でのCredit Card使用や高価な引き落としにはすぐ警告が来るセキュリティー・システムだ。約束の値段より異常に高い請求書だったが夜中で電話不可能、翌朝空港のアメリカン航空のチェックインカウンターへ。間違い請求書はこの会社なので電話を頼もうと試みた。

A 「すみません、今乗るこの飛行機のこの請求書、異常ですが、このカウンターの後ろのオフィスに ちょっと助けの電話してくれる人いません  か。この会社の請求書ですし、飛行機に乗ってしまえば電話出来ませんので」

カウンターの女性 「それは私の問題ではありません。乗り換え空港で電話したらどうですか?」

問題記述: 分業が発達し、請求書の発送部署と支払金受領部署が異なり、社員も常に入れ変わる国、アメリカではこの言葉を聞くことが多い。間違い請求書を認めても一応払わせ、2、3か月後にクレディットとして振り込まれればいいほうだ。最終的には個人の問題だろうが、良い人に会えばラッキー、Aはシカゴで親切な人に電話してもらえた。

さて 

場面:日本の現状。安保法制、マイナンバー制度を利用した詐欺、原発Etc.エトセトラ。

問題記述:「それは私の問題ではない!」と言っては済まされない問題が多くなった。「私に出来ることは何でしょう?」が今、必要な言葉でしょうね。(彩の渦輪)


地球の一角、いや“多角”から「待っています!」と若い呼び声

2015-10-02 19:52:27 | 旅行記、多文化教育、国際

高校生と鍬持ったピカッチョの丘。Nicolleはこちら向きの右から2人目。ホンジュラスのNicolleから今週メールが来た。筆者が思い出すようにと顔写真の添付付き。勿論すぐ思い出した。Nicolleとはピカッチョの丘で会った。高校生グループが実習で畑を耕していたので仲間に入れてもらい暫し汗を流したのは2010年のことだった。帰国後メールのやり取りが続いたが、途絶えてから5年経って「お元気ですか?また来てください!」のメールだった:

Nicolle: “Hello my dear Ayako! How are you?  Do you remember me?  I hope you are doing very well. I’m sending greetings from Honduras!”

A: “Hi Nicolle! Thank you so much for your sweet mail! How are you doing? Are you still a student? Or, are you now working? I have some health problem but am still traveling around the world.  I miss Honduras.  Talk to you soon!  Hugs, A

Nicolle: Hi Ayako! I'm glad you are doing great! I'm now a college student, majoring Economics. I will shortly terminate my study. I'm glad you do not give up and continue traveling!  Please come to Honduras again! I’m looking forward to seeing you again! Many hugs!!!!!

  暫く前だったがアルメニアはイエレヴァン語学大学で会ったタテヴィクさんからも「お元気ですか?また来てね!」のメールが。こちらは4年目。モンゴルのアザーさんとも同様のやりとりが2年弱続いている。学生対象のアンケートを旅に持ち歩いたので若者との出会いが沢山あった。筆者も「日本にいらっしゃい!泊まるところは心配ご無用!」とメールするけれど、若い人にとっては航空券代が大変だろう。「こっちが行かなきゃ!」と、彼らと出会った地球の一角、いや“多角”に心はもう飛んでいる。旅行記、「地球千鳥足」のため多くの地を訪れたが未踏の国があり「そちらが先だ」、いや「楽しみに待ってくれる若者がいる地が先だ」と、胸の振り子が揺れる昨今だ。(彩の渦輪)写真右端がタテヴィクさん