かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

 ☆★自分でできる経営の再生と整理★☆

  

ネガティブな言葉

2006-06-28 | 事例
「これから起こる未知の事。其れが恐いのです。初めての事で、何がどうなるのか、見当もつきません。」
倒産を予測した殆どの人が言う言葉です。

スリラー小説も予想もつかない恐さが連続して起こります。しかし其れは皆想像の世界だけで、冷や汗が出る位で、実害はありませえん。其れが解かって居るから、逆にその恐さを楽しむ事が出来ます。
何時差押えが有るのか、何時この家を追われるのか、それどころでなく、今まで親しかった仕入先の人が、私をつるし上げにするかも知れない。暗い連想が浮かんで来るのがたまらない恐さに変わります。

この連想を断ち切る事が必要です。
先ず、これからどんな事が起こるかを理解させます。決して対応が出来ないような難しいことや、恐いことなど起こりません。其れが解かった後、倒産に堂々と自分で対応する覚悟を持てば、僅かな知識を持つだけで、倒産に対応出来ます。

しかし、世間の倒産に対する解釈は、事態の進行を極端に悪い方に誇大宣伝をして居ります。
借金地獄・人生の敗残者、と云うイメージです。
そうなってはいけませんよ。だから弁護士を直ぐに依頼し、法的解決を図りなさい。と云う薦め方です。自分で敢然と対応し様では有りませんかと云う薦めには会った事が有りません。

解決の仕方は、お金を払って処理を依頼しなさい。全て弁護士がやってくれっます。
貴方は手を拱いてじっとしているだけでよいです。と云う方法です。
債務者が弁護士に教わりながら自分で実行すると云う方法ではありません。
だから、この処理は弁護士と云う一部の職業の人の仕事から離れません。
倒産を処理するにも多額の金が必要と云う、馬鹿みたいな事が生じてきます。

私は、良いアドバイサーが居て、正しく教えると、このような時の解決は、殆ど自分自身で出来ると思っています。
何より、倒産は恐いものだ、取り返しのつかないことだ。などと倒産者が感じるような
生半可な知識を広めることは何より止めたいです。
倒産者や、多重債務者を元気付ける言葉が欲しいのです。

「こうするな、ああするな、其れをやってはなりません。」
等ネガティブの言葉が多くなりますが、此れを無くして励ましの言葉を言うようにしたいものです。