今日は時折薄日が差す中、根木内城址公園を散歩しました。
葦原で元気に鳴くウグイス、高い木の上の方にいたシジュウカラ ファミリーの他、鳥はほとんど見られませんでした。
その代わり、昆虫たちがいつも通り元気な姿を見せてくれました。
昆虫の前に眼に留まったオカトラノオの花。
(確か?)いつもみんな同じ方向に穂を垂れています。
シオカラトンボ(ムギワラトンボ)↓
ベニシジミ↓
この公園に行くと必ず調べるのが、樹液をだす3本の木です。
今年もその中の一本は春先から樹液を出し、オオスズメバチや蝶を集めていたのですが、1か月前くらいから急に何も訪れなくなってしまいました。
木には樹液にしては多すぎる黒い液体が樹液が出ていたところにべったりついています。
ひょっとして、蜂除けのための薬かもしれません。
ちょうど時を同じくして、城址に通じる登り口に営巣していたニホンミツバチたちが姿を消しました。
昨年は、「ハチに注意してください。ニホンミツバチです。」と優しく看板が立てられていたのに・・・。
真相はわかりませんが、今年の公園の管理者はハチを駆除する動きをしたのかもしれません。
そんな中、春先にオオスズメバチたちが毎日通っていた樹から10mくらいのところの樹にヒメジャノメ蝶やスズメバチがいました。↓
昨年は樹液を出していなかった樹です。
ちょっと目立たないところにあるせいで、駆除されずに済んでいるのかもしれません。
割りと頻繁に通っている私も今朝初めて気づいたくらいですから。
下の写真はヒメジャノメ2頭が蜜を争っている(?)シーンです。↓
コガタスズメバチでしょうか。↓
オオスズメバチほど大きくなく腹の模様がコガタスズメバチのようです。
幸いこのスズメバチは歩道から見て樹の裏側にこっそりと居ました。
このまま見つからなければよいのですが・・・。
学舎のシジュウカラの親がたまたま2回続けて蜘蛛を捉えて来たのを見たので、気になって先日見たイオウイロハシリグモを見に行きました。
今日もたくさんいました。
「これで、シジュウカラをはじめ多くの小鳥たりが助かる。」と思ったのですが、初めのころ見つけた2匹はすばしっこく、写真を撮らせてくれませんでした。
さすがにたくさんいるからと言って、そうたやすく小鳥たちに身を提供するわけではなさそうです。
アブラムシを餌としているのでしょうか。↑↓
最後はハグロトンボです。
藪の小道を歩いていくと足元から数頭がふわふわと飛びあがり眼を楽しませてくれました。